とにかく桜。春の大阪市内歩き縦断の旅
どうも、金比羅系です。
本日はお天気がよくて、よかったですね。
私は出かけてきたんですよ。
大阪では桜の名所として、大阪市内の造幣局の桜が有名なのです。
でも私、今までその造幣局の桜を見に行ったことがなかったんですね。
大阪に住んでるのに。
そういうのはもったいないと思うので、見に行くことにしました。
通天閣が見えますね。
造幣局までは、新今宮駅からJR環状線の列車に乗っていけばいいのです。
ただ、歩きながら天王寺から造幣局までの間にある史跡も見て行きたかったんですね。
それなので新今宮駅から北に向けて歩いていきます。
大阪夏の陣の際に徳川家康が本陣を置いたとされる寺院、一心寺。
もはや要塞のような外見のお寺になってますな。
その一心寺の道路向かいにありますのが、安居神社です。
そういうことなんですね。
建物と弓道場の間をぬうような細い参道です。
真田信繁公に手を合わせました。
安居神社境内から石段を降りると、素敵な坂がありますぞ。
登りましょう。
登ってから、坂の上の台地をしばらく歩きました。
界隈は上町台地と言いまして、高台になっております。
古代には、この台地の周囲が海だったんです。
その海が埋め立てられてできた下の土地と、上町台地とを結ぶ坂道がいくつもあるわけですね。
下り坂を見つけましたぞ。
以前テレビ番組で、この坂が「夕日が綺麗に見える場所」と紹介されているのを見たことがあります。
清水坂というそうです。
お参りして行きましょうか~清水寺。
境内に素敵な展望台。
写真を撮ってます私のすぐ背後は墓地ですけれどね。
なるほど、これがあの有名な…。
この先には、なんと大阪市内で唯一の滝があります。
修験道の聖地ということですので、写真撮影は控えました。
その滝をあえて描写するならば、「もうひとつの清水寺にある滝とよく似ている」というところでしょうか。
大阪の清水寺でも、清水がこんこんと湧き出して滝をつくっているのですよ。
清水寺から出て、清水の舞台を下から眺めました。
うむ。
上からは誰も見下ろしていないようです。
次は夕暮れ時に来たいです。
行きましょう。
近くの神社でこんな一幕も。
手水舎の水盤から直に水を飲む猫ちゃんです。
わるいこだね~。
今日、結構暑かったですから無理もないですね…。
途中で鎌倉時代の歌人の藤原家隆、そして江戸時代の天文学者、麻田剛立の墓所にお参りしながら。
大きな道に出ました。
谷町筋であります。
パインアメで皆様おなじみ、パイン株式会社さんの社屋が見えてますよ。
YMCAさんのお隣ですね。
ともあれ、この谷町筋に沿ってどんどん行きたいと思います。
どんどん来た結果、川沿いに桜が立ち並ぶ大川にさしかかりました。
お花見気分が盛り上がってきました。
造幣局の建物の道路向かいに桜の並ぶ道を見つけて、飛び込んだんです。
満開ですなあ。
見物客と花見客で大賑わいでした。
対岸も毛馬桜之宮公園という桜の名所です。
桜!
桜!
桜!
こういう水面に向かって伸びる枝が、妖しげな雰囲気を醸し出してました。
で、界隈を歩きまして、すっかり桜に満足して帰ってきたんですね。
その後、家で自分の歩いてきた場所を「Google マップ」で確認しましてですね。
衝撃的なことを知ってしまいました。
造幣局の桜で一番の見どころは「桜の通り抜け」というエリアなんです。
ところが私が桜を鑑賞しながら歩いていたのは、その「桜の通り抜け」とは違う場所だったんです。
私、勘違いしていたんですね。
「桜の通り抜け」にはソメイヨシノ以外にもいろいろ珍しい種類の桜なんかもあったそうで。
それらを見逃してしまいました。
今年もこのまま、桜の通り抜けを目にすることなく春を送りそうです。
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