牛丼目当てに入店して豚丼。さっぱり
もう十年ほど前になりますけれど。
アメリカ等の食肉生産国で、「狂牛病」という牛の病気が発生してしまいまして。
そのせいで、日本でアメリカ産牛肉が不足していた時期があるのですね。
その際、従来アメリカ産牛肉を主に使用していた牛丼チェーン店では、代わりに豚肉を使った豚丼などを提供していました。
実は私、その頃に食べた豚丼が好きだったのです。
もう店名を出してしまうと、吉野家さんなんですが、ここの豚丼を食べるのが楽しみでした。
牛丼と同じく玉ねぎと一緒に煮込んであるのですが、ごぼうも入っていて、さっぱりして美味しかったのです。
当時、「牛丼が食べられないから牛丼店には当分行かない」という知人も多かったです。
私は逆に、件の豚丼が気に入ってお店に通うようになりました。
話は変わりますけれど、今日、吉野家に食事しに行ったんですね。
たまに牛丼が食べたくなるものですから。
で、お店に入ってメニューを見ると、「豚丼」があるんです。
それもいわゆる「帯広豚丼」のような個性の強い豚丼ではなくてですね。
かつて私が好んで食べた、牛丼と同じ味付けで牛肉の代わりに豚肉を使ったタイプの豚丼だったのです。
種類は、豚キムチ丼、豚ねぎ玉丼と豚チーズ丼がありましてですね。
メニュー写真のそれらが美味しそうだったので、当初に食べたかった牛丼のことは瞬間的に忘れてしまいました。
迷った末に豚ねぎ玉丼にしました。
大盛りで600円。
ごぼうこそ入っていませんでしたが、豚肉はさっぱりしたお味で、懐かしく思いました。
美味しかったです。
豚丼、素晴らしいです。
牛丼とはまた違った美味しさですが、脂が少なめで、より食べやすいですね。
次の機会には、豚キムチ丼と豚チーズ丼も食べてみたいです。
価格:1,980円 |