アメリカ村でたこ焼きを食べ、お洒落な書店をひやかす。大阪市の旅
今日はお休みだから出かけるか、と出かけたんですね。
大阪はミナミ(難波、心斎橋を中心にした大阪市南部)の街に。
まあ書店巡りをしてきたわけなんですね。
ミナミには、書店いろいろありましてね。
読書好きの私は、それらを訪ねてみようと思ったんですね。
で、ミナミに来ました。
南海なんば駅から、御堂筋沿いに少し歩きます。
日差しがきついし、通りに人は多いしでのんびり歩くのもつらい。
なんでこんなに人が多いのだ!
祝日だからか!
休みで浮かれて出歩いている私もお仲間なので、文句は言えませんがね。
ところで、御堂筋沿いには長らく「スポタカ」って大きなスポーツ用品専門店のビルがあったのです。
そのお店が、「ドン・キホーテ」の店舗に変わってました。
でもこんな像が店の前に残っています。
フェアープレイ像…。
脇にあった説明版によると、明治時代、もともとこの地には高橋旅館があったそうなんです。
その経営者が大正時代になって運動用品店に商売替えしたのが、スポタカの由来なんですね。
私はずっと、スポタカって東京あたりにあるお店の支店だとばかり思ってました。
実際は地付きのお店だったんですね。
去年から、自社ビルをドン・キホーテに貸して、スポタカの店舗は近くの場所に移転して営業しているんだそうです。
私は最近スポタカご無沙汰でしたので、そんな変化に気付きませんでした。
フェアープレイ像の前を通り過ぎた後しばらく北に歩き、「三津寺」交差点で左に曲がればアメリカ村界隈に入ります。
いつも若者で賑わう場所、アメリカ村。
アメリカ村には輸入雑貨店に服屋さんなどが集まっていて、独特の雰囲気の街なのですね。
以前に来たときはそれらの店の客引きの人が多くて辟易したのですが。
今日は客引きの人は全然いなくて安心しました。
三角公園は待ち合わせ?の人でいっぱいですね。
時間が早くて、目的の書店の開店時間まで間があったんです。
この隙に、一服したい気持ちでした。
なので、公園前にある有名なたこ焼き屋さん「甲賀流」さんでたこ焼きを食べることにしました。
今まで名前は聞いていたんですが、食べる機会がなかったんですね。
今回がいい機会です。
甲賀流の特徴は、千枚通しを二本使って、鉄板の上のたこ焼きを素早く返しながら焼くことなんですね。
ソースマヨネーズたこ焼き、10個入り400円。
一階で店員さんから買ってお皿を受け取り、脇のエレベーターで二階の席に持って行って食べます。
三角公園に持っていって食べるお客さんもいました。
二階席。
椅子は20席用意されているので、よほどの混雑時でもなければ座れますね。
私はおなかを空かせながら写真を撮っています。
旨そうなたこ焼き。
このお店は、マヨネーズがけが基本です。
たこはぷりぷり、生地にはだしが効いていて、素晴らしいお味でした。
ソースも甘すぎず辛すぎず、絶妙。
時々ミナミに遊びに来てるのに、このたこ焼きを知らなかったのはもったいないですね。
他にも種類がいろいろあるし、近いうちにまた食べに来たいと思いました。
美味しいおやつでおなかを満たしたところで、目的の書店群をまわることにします。
アメリカ村に、いくつか目的の書店があるのですね。
まず、ヴィレッジヴァンガードのアメリカ村店。
それから、スタンダードブックストア心斎橋というお洒落な書店があるんです。
どちらも、輸入雑貨とサブカルチャーなど各種ジャンルに特化した書籍を扱っていて。
趣味的、国際的な雰囲気の濃いお店なのです。
これらの書店を順に訪ねました。
…結局目移りし過ぎて何も買いませんでしたが、どちらのお店も品揃えが面白く、長居してしまいましたよ。
洋書も売ってたらよかったんですが、デザイン書など限られたものをのぞいては、洋書の扱いはありませんでした。
十年近く前の話ですが。 アメリカ村には今はなき洋販(日本洋書販売)経営の「ランダムウォーク」って洋書洋雑誌の専門書店がありまして。
ちょうど私が洋書読書に目覚めた頃でしたから、喜んだものです。
しかしそれから短期間のうちに洋販は倒産し、お店も一年ばかりで閉店してしまったんですね。
そのお店のことを思い出しました。
アメリカ村に、洋書を専門に扱うお店が定着して欲しいものですね。
特に洋書目当てでなければ、ヴィレヴァンもスタンダードブックストアもいろいろ楽しめて、素晴らしい書店です。
心斎橋、アメリカ村をお訪ねの際はぜひお立ち寄りを。
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