香港旅行二日目(5)。坂を登って文武廟(まんもうみう)に参拝

いろんな目に遭いながら楽しむ香港の旅であります。

苦い思いも噛み締めながら、昼食を済ませまして。

外に出てきました。

雨の降り具合も穏やかに。

その隙に今度は上環方面に向かうトラムに乗り込んだんですね。

 

トラムって基本窓は開けっ放しみたいで、直前の雨土砂降りの時も開けっ放しだったみたいで。

車内が水浸しになってました。

窓際の座席も当然水浸しで、座れません。

晴れの日だったら風を感じながらのトラムの旅、いいんだろうけどなあ…。

などと思いながら、立ったままの乗車で上環方面にやって参りましたぞ。

目当ての文武廟(まんもうみう)周辺は、坂の街であります。

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こういうビルとビルの隙間の坂道、グッと来ますぜ。

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渋い坂の街です。

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文武廟まで、こうした石段を登って参ります。

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登りきったようです。

私も最近、体力が落ちてきてて…。

息が切れました。

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雨上がりの文武廟です。

なかなかの風情があります。

「文」を司る文昌帝と「武」を司る関帝の二柱の神を祭った廟なんですね。

三つの廟がありますが、一番左が文武廟でして、内部に文武二帝の像が祀られています。

写真撮影は控えましたが、素晴らしい空間が中に広がっていました。

文昌帝、関帝の立派な像を拝めました。

中心の建物は列聖宮です。

天后など、香港で民間信仰の対象になる各種の神々が祀られている場所なのですね。

こちらもよい雰囲気。

右の建物は公所といって、神前で裁判などの司法に関わる手続きを行っていた場所なんだそうで。

手持ちのガイド本にはそう書いてあるんですけれど、ちょっとピンときませんね。

この右の建物内部には派手な装飾などもなく、あっさり雰囲気でした。

 

中国系と見られる他の参拝客の方々はそれぞれ、道教の作法で参拝されていたんですね。

線香を手にして、それぞれの神前で三礼するんです。

カッコいいです。

で、私も真似しようかと思ったのですが、どうもうまく体が動きそうにないので。

日本の仏教式に、手を合わせて拝んできました。

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