ベトコンラーメン。寺内町。瀧谷不動尊。富田林市の旅

いつものごとくですが、ラーメンが食べたいな、と思ったのですよ。

たまにといいますか、しょっちゅうラーメンが食べたくなるのです。

で、食べに行ったんですね。

大阪府の富田林市にですね、ラーメン店が何店か集まるエリアがありましてね。

そこで美味しいラーメンを食べてやろう、と思ったのですね。

 

鉄道の近鉄富田林西口駅を出まして、歩いてすぐです。

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九州ラーメンキララさんであります。

これまでに、入ったことは、なかったんです。

以前店の前を通ったときに、表に貼ってあるメニューの中に、気になる料理を見つけまして。

近いうちにぜひここでラーメン食べたい、とずっと思ってたわけなのです。

 

店内にお邪魔しました。

中はそこそこ広いです。

先客の方々は、おそらく、常連さんのような感じ。

まったりした、落ち着いた空気が流れてました。

いい感じの、ローカルなラーメン店感が出てます。 

壁のお品書きを見るとお酒に肴メニューが豊富で、あと鍋料理なんかもあるようです。

私、酒飲みなんですよ。

しかしまだお昼で、今回はラーメンを食べに来たんです。

ラーメンを食べたい気分のときって、不思議とお酒に興味がなくなるんですね。

それなので、気になっていたこのラーメンを注文したわけであります。

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ベトコンラーメン、750円。

ベトコンですよ!

南ベトナム解放民族戦線(長い…)!

ベトコンラーメン自体は愛知県発祥のラーメンらしくて。

一度食べてみたいな、と思ってましたが。

大阪でも食べられるとは、嬉しい限りです。

 

さっそくいただいてみましたが、かなりのボリューム。

豚バラ肉、ニラ、もやし、にんにくがたっぷり入ってます。

私、二郎系ラーメンて食べたことないんですが、こんな感じなのかなあと。

想像しながら、たっぷり野菜とお肉をがっつきました。

九州ラーメンのお店なんですが、このベトコンラーメンに限っては。

豚骨スープではなく、鶏ガラスープですな。

あっさりながらもニンニクと香辛料が効いてパンチの強い味わいです。

美味しいです。

このお肉と野菜をあらかた食べたところでようやく麺が顔を出すのですね。

この麺は、しっかり九州系のコシが強い細麺で、嬉しくなってしまいました。

 

ベトコンラーメンをたいらげて、舌もおなかも満足しました。

またお邪魔したいと思います。

さて、ベトコンラーメンだけ食べて帰るのもあっさりし過ぎなので。

ついでに近隣を観光して行くことにしました。

時間を見つけては日帰り旅です。

富田林西口駅は、富田林寺内町の最寄りでもあるのですよ。

寺内町は、各宗派のお寺と伝統的な日本家屋が軒を並べる界隈なのです。

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いい感じの路地ですな。

遠くに夏の花火打ち上げで有名な宗教団体、PL教団の塔が顔を出しています。

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寺内町一帯は路面などしっかり整備されてまして、散策しやすくなっております。

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重要文化財、旧杉山家住宅であります。

明星派の歌人、石上露子の生家でもあるのですね。

入場料大人400円払えば、内部も見学できます。

今回私は外観だけ見て行きました。

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眼下に水田の広がる、石川流域の風景であります。

大阪府内も郊外に来ると、こういう風景は、わりと多いんですね。

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この先の瀧谷不動尊をお参りに来たのですよ。

平安時代弘法大師が開山した古刹なのです。

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石川を、橋で渡ります。

自動車の通行量が多く、歩道が片側にしかないのでちょっと怖い。

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橋の左手。

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橋の右手。

石川流域は緑も多いです。

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かつて瀧谷不動尊への参道だったのでしょう、こういう坂道を登って参ります。

やはり自動車の交通量が多くて、緊張します。

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こういう道標を見つけました。

嶽山城も金胎寺城も、南北朝時代の名将、楠正成が築城した城です。

後世には、どちらも足利氏の支族である畠山氏の城になっています。

瀧谷不動尊は、嶽山城の麓にあるわけなのですね。

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お寺に着いたようですな。

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こちらのご本尊は霊験あらたかで様々な御利益があるそうですが、特に眼病治癒で著名です。

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ここの御加持水を服用したり、目を洗浄したり、いいんだそうです。

私も視力回復をお祈りして、御加持水を飲んだり目を洗ったりしました。

御利益があるといいですね。

 

この本堂がある場所とは別に、境内には修験道の行場もあってですね。

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鬱蒼とした森の中に入ります。

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お堂の脇に滝が流れ落ちてまして、そこで山伏の方が、行を行うわけなのですね。

森の中で、水の音がしていて、いい雰囲気です。

またこの滝の横には「身代わりどじょう」を放流する場所もありました。

どじょうを下の池に放流すると、眼病を身代わりしてくれる、という信仰なのですね。

古くから土地に根付く、土着の信仰を垣間見たような気がしました。

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