香港旅行二日目(6)。時の流れを感じる。荷李活道公園(ハリウッド公園)、仏具店

上環エリアで文武廟(まんもうみう)にお参りした後、周辺を散策することにしました。

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荷李活道公園(ハリウッド公園)であります。

1841年、香港島に上陸したイギリス軍が、香港占領を宣言した場所なんですね。

激動の歴史の舞台になった土地なのですね。

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今は中国式の庭園になっています。

好きですこういう雰囲気。

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「歩いて足の裏を刺激して健康におなり」という趣旨の場所ですね。

小石が埋め込んであって、歩くと足の裏を刺激されるのですね。

真ん中に太極の紋が描かれてます。

決められた歩き方で敷地内を回れば封印が解けるとか、何かあるのかもしれません。

あいにく私には風水の知識も素養も無いので、普通に歩くだけですね。

足の裏が刺激されました。

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公園内に、大きなガジュマルの木が立っています。

小雨が降っていたので長居はできませんでしたが。

もし天気がよくて晴れていたら、この木を眺めながらまったりしたい。

そんな雰囲気の公園でした。

かつては、この場所にイギリス軍の兵士たちが殺到して世を賑わせたなんて。

そんな名残りは微塵も感じられませんでした。

当時からもう180年ばかりも経っているわけですものね。

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近隣に、こういう場所があります。

上の写真だと遠くてわかりづらいのですけれども、写真中央。

仏具店といいまして。

亡くなった方の棺に入れる、仏具(日常品など、様々な物を紙で再現したもの)というものがあるんですね。

その仏具を製作し、販売しているお店が並んでいる界隈なのです。

食べ物、携帯電話、お金、自転車など、いろんなものを紙製の模型で再現してあります。

それらの仏具を、店の軒先にぶら下げているのですね。

 

いわゆる葬礼用品なのですけれども、あまりに精巧にできているので。

眺めていて、つい欲しくなる出来のものばかりでした。

香港の人たちは、亡くなった方が来世での生活に困らないように。

いろいろな必需品を紙で作って添えてあげるのですね。

もしかしたら、旅立った人が生前に手に入れられなかったものを、来世で手に入れられるように…。

残された人たちのそんな気遣いも、あるのかもしれません。

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