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『Stargirl』Jerry Spinelli

今日、こんな本を読みました。

再読でして、今までにも二回ほど読んでいます。

Stargirl

 

Jerry Spinelliさんの著書、"Star Girl"です。

アメリカ児童文学の名作です。

洋書多読のファンの間では、わりと知られた本だと思います。

 

アリゾナ州の田舎町、ミカに暮らす男子高校生、Leoが主人公なんですね。

彼が通うミカ高校にある日、転校生がやってきます。

その名も、"Stargirl(本名はSusan、でも彼女はStargirlを自称し、家族もそう呼ぶ)"!。

ペットのネズミCinnamonを肩に乗せて、ウクレレを弾きながら学校に現れるStargirl。

天真爛漫で破天荒、そして底なしのパワーと優しさとを持った女子生徒です。

奇抜な振る舞いが多く学校には馴染めませんが、彼女は気にしません。

マイペースに、めいっぱい自分らしく生きるStargirl。

Leoは次第に彼女に惹かれていきます。

しかし、生徒たちを縛る「学校のルール」から自由にはなれないLeo。

そのルールから逸脱したStargirlと一緒に過ごすことには、大きな苦しみが伴うのでした。

 

近年は日本でも「スクールカースト」なんて言葉が浸透するようになってきました。

学校のクラスの中に、暗黙の上下関係の規定を含めた、ルールが存在するのですね。

この"Stargirl"も、アメリカの学校の、生徒たち同士の厳しいルールを背景にした作品です。

「学校ではこう振舞うべき」という、暗黙のルール。

それを全く守らない、魅力的な転校生が現れたとき、学校はどうなるのか。

共同体のルールから自由になれない主人公と、自由なStargirl。

お互い惹かれ合いながらも、学校で爪弾きにされることが怖いLeo。

Stargirlは魅力的だけれど、彼女と付き合うことに葛藤があるのですね。

 

この二人の友情の行方を描いた、悲喜劇であります。

終盤の展開に、涙もろい人は、泣いてしまうと思います。

私は泣いてしまいました。

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