『ベストセラー小説の書き方』ディーン・R・クーンツ

日頃、このブログを読んでくださっている皆様はご存知かもしれません。

私、小説を書いているんです。

このブログでですね。

ブログだと、小説が書きやすいんですね。

それでブログ開設後、間もなく書き始めたわけなんです。

 

以前から小説を書くことに、関心はありました。

プロの小説家になることは、頭になくて。

また、同人活動をする考えも、あまりなかったのですね。

小説のプロットの断片とか、キャラクタのアイデア的なものを脳内に集めて。

自分の小説の世界観について夢想して、楽しんでいたのですね。

でも、その状態から、自分がどうやって実際に小説を書けるようになるのか。

わからなかったのです。

それで小説を実際に書きたいと思った時期に、小説の書き方指南本を何冊か。

まとめて読みました。

ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫)

これは、そのうちの一冊でした。

作家ディーン・R・クーンツの著書、『ベストセラー小説の書き方』です。

翻訳は、大出健氏です。

私が何年も前に購入した後、アマゾンでは長らく品切れ状態が続いていたのですが。

いつの間にか、入荷していたようですね。

私はこの本を読んで、自分なりに執筆するスタイルをつかんだような気がしています。

 

恥ずかしながらこの本を読むまで私、ディーン・R・クーンツのことを知りませんでした。

スティーブン・キングと同世代のベストセラー作家で、ジャンルもホラーからSF、と幅広く多作なようです。

ただ、キングほどには日本では知られていないかな、という気はしますね。

この本では小説の書き方について執筆の段階ごとに必要な、細かな技術も解説されているのです。

その中でも特に、私が一番参考になった二つのことをご紹介したいと思います。

 

他の作家の書いた小説を大量に読む。

自分で小説を大量に書く。

 

上記の二つ。

生活のために費やす以外の全ての余暇時間を、上記二つのことに割けないといけない。

そうでないと、ベストセラー作家として大成しないんだそうです。

ベストセラー作家になるつもりはなくても、参考にはなりますよね。

小説を書くために、どうすればいいか?

他人の書いた小説を大量に読む。

然る後、自分で小説を大量に書く。

大量がどれぐらいなのか、って話ですけれどね。

これはもう余暇時間の許す限り、ということでしょうね。

 

本書では巻末に読むべき小説のリストが載っていて、これがかなり重宝します。

英語圏の作家ばかりなのですがね。

私は洋書を読むのも趣味なので、この巻末のリストに名のある作家たちの著書を集めて読んでいます。

読んで、書く。

書いたらまた読む。

このシンプルな流れに浸ってみると、わりと書く習慣って身に着くんですね。

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