宮崎の郷土料理、冷や汁(ひやじる)
宮崎県に、あるらしいんです。
冷や汁(ひやじる)っていう、郷土料理が。
冷たい汁をご飯にかけて食べる料理らしいのですね。
夏場の、食欲のわかない時期にも美味しくいただけるそうで。
私は夏場でも食欲はある方なんですけれど、気になったんですね。
つくり方を調べて、つくってみることにしました。
炒った煮干しと白ごまをすりばちに入れて、すりこぎですります。
煮干しが粉末になるまで、すりつぶすのです。
この作業、思ったより苦しかったです。
なかなか粉末にならないのですね。
粉々になるまで、がんばりました。
さらに焼いた味噌を加えて、こねます。
よく混ざるまでこねます。
混ざったら、水を足していきますぞ。
混ぜながら、冷たい水を少しずつ足していくのです。
慎重に混ぜないと、中身が飛び散るので慎重に。
すりばち八分目まで、水で満たします。
ここで輪切りにしたキュウリ、細かくした豆腐を加えます。
この状態で、冷蔵庫でしばらく冷やしましょう。
夕食の時間になったので、冷やしておいた冷や汁を取り出します。
丼にご飯を盛りまして、ミョウガと大葉をあしらいます。
そしてその上から、冷や汁を注ぎまして、できあがりです。
豆腐を入れすぎて、豆腐ご飯のようになってしまいました。
しかしこう見えても冷や汁です。
宮崎県の方から苦情が出る前に、食べてしまいます。
冷たくて、食べやすかったのです。
またゴマと煮干しの香りもなかなかのもの。
ただ、加えた焼き味噌の量が足りなかったか、薄味でした。
あっさりあっさりです。
宮崎県に行って本物の冷や汁を食べてみたい気持ちになりました。
価格:324円 |