行き当たりばったりの旅に、便利です。『全国安い宿情報』
私、できるだけ旅行にお金をかけたくない主義なんですね。
節約旅行派、といいますか。
旅にかかるお金が少なく済めば、旅に気軽に行けるようになりますからね。
公共交通機関もできるだけコストを絞ります。
海外なら飛行機はLCC(ローコストキャリア)を使用する。
国内旅行ですと、格安夜行バスにフェリー、JRの「青春18きっぷ」を使ったりですね。
そうやって交通費はかなり絞れるわけなのです。
ただ節約の難しいのが、宿泊費です。
国内ですと、私はよくネットカフェのナイトパックを利用して一夜を過ごします。
ただこれは、結構辛いんですね。
ネットカフェの個室は、そもそも人が眠るためのつくりにはなっていません。
低い敷居で隣と分けられているに過ぎませんものね。
夜間に出入りする人の物音はダイレクトに響く。
寝ている人の大きないびきも響く。
一晩中ついている照明がまぶしい。
冷房が効きすぎる、等々。
そういうことがあって。
ネットカフェばかりでなく安宿にも泊まりたいな、と思うわけです。
海外だと今まで行った韓国、香港には安宿が充実していて、便利でした。
日本にも安価な宿はあります。
ただ海外と違って日本の場合、あらかじめ予約を入れるのが基本ですよね。
電話番号に営業時間など、宿の情報がないと困るのですよね。
そんなわけで。
安宿の情報源として、私が国内旅行をしていた時期に重宝していたのが、この冊子です。
『全国安い宿情報』なんですね。
毎年発行されております。
素泊まり宿を基本に、日本全国の安く泊まれる宿の一覧と基本情報とが掲載されています。
私の場合、「青春18きっぷ」で目的を決めずの鉄道旅をしていた時期に、この冊子を多用していました。
鉄道で旅をしながら、夕方が近くなるとこの冊子で近場の宿を調べます。
で、当日または翌日の宿泊ができるか確認の電話を入れ、可能なら予約を入れる。
そういう使い方をしていたんですね。
ゲストハウスなどは当日の予約などにもわりと柔軟に対応してくれるので、嬉しいです。
『全国安い宿情報』はウェブサイトでも『ネットde安い宿』として無料でサービスを利用できるんですね。
ですからスマートフォンなどでウェブサイトを閲覧できる人は、そちらでもいいかもしれません。
私はスマホを持っていなかったので、常に冊子版を携帯していました。
列車の中で、ページを繰って眺めながら。
「最終的にどこへ行ってどこに泊まってもいいんだ」と思うと、自由を感じたものでした。
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