オーストラリア発、YouTubeで見られる英語ドラマ。『Mortified(気分はぐるぐる)』
英語学習をしていて、英語圏のドラマでリスニングできたらいいな、と思うんですね。
テレビのNHKなんか見てると、よく海外のドラマが放送されてますよね。
YouTubeでも、見られるものがあるんです。
オーストラリア発のドラマ、『Mortified』。
以前、NHK教育テレビで放送されてまして、邦題は『気分はぐるぐる』でした。
オーストラリアの海辺の街に住む小学生の女の子、Taylor。
ヒッピー気質の強い両親の奇行を恥ずかしく思うお年頃。
そんな彼女の生活を描いた、スクールコメディ的なドラマなのですね。
YouTubeでこのドラマの全エピソードが配信されて、自由に見られるようになりました。
いくつか見てみましょう。
まず記念すべきエピソード1。
Taylorの両親はショッピングモールで下着店を経営し、実演販売までしています。
Taylorは二人の存在が恥ずかしくて仕方ありません。
学校での両親参加の催しに先駆けて、Taylorは自分と両親との間に遺伝的な繋がりがないことを証明しようとするのですが…。
続いてエピソード4。
Taylorの母が、自身の体をかたどってヌードの塑像をつくったのです。
それが海辺でお披露目されることになりました。
塑像への皆の注目を、全力で逸らせようとするTaylor。
彼女のあがきが、予想外の結果を生むことになります。
そしてエピソード12。
学校でのディスコの催しを控えて、自分の服装について考えるTaylor。
彼女はディスコのために自分の好きでない格好をするのが嫌なのです。
自分らしさを貫く生き方の答えを、フランスの英雄ジャンヌ・ダルクに求め始めるTaylorでした。
児童向けドラマなので大人が見れば退屈するかと思いきや、さにあらず。
面白いですね。
各エピソードでTaylorが直面する悩み。
Taylorはそれらの悩みに彼女なりの答えを見つけ出すわけなのです。
その過程が説教臭くもならず、絶妙の演出なんですね。
物語の展開もテンポよく進むので、最後まで見てしまいます。
登場人物たちの話す英語自体は、児童向けドラマと言っても難しいところが多いのですね。
あまり「理解しよう」と力を入れすぎないのがいいかもしれません。
楽しみながら少しずつ英語を耳に慣らすのに、このドラマは向いていると思います。
新品価格 |