極限状態での食事。戦闘糧食に動画で慣れる

軍隊で食べられている携帯食、「戦闘糧食」への関心が止められません。

以前も韓国軍の食事に触れました。

 

kompirakei.hatenablog.com

 

戦闘糧食、軍隊で野外での作戦中に食べられるものなのです。

今後私が軍隊に入る可能性は限りなくゼロに近いであろうとは思うんですがね。

でも何らかの非常時に、民間人にも戦闘糧食が配られるということは、ありえるわけです。

例えば日本全土が非常事態に陥って、国民の多くが難民として他国に移動しなければならない、とか。

そういう事態だと、国連の非常食か他国の軍隊の戦闘糧食を配給されて飢えをしのぐ。

ありえます。

今後、私たちが戦闘糧食を食べる未来も、あるかもしれないんですね。

そんな戦闘糧食のレビュー動画を、例によってYouTubeで探してみたいと思います。

 

まずは我が国の自衛隊の戦闘糧食から見てみましょう。

豚しょうが焼きのセットですな。

鍋等の装備がなくても加熱できる仕組みなのは嬉しいですね。

乾パンと金平糖の組み合わせは、日本の軍隊で昔から伝統的なもののようです。

自衛隊にも受け継がれているんですね。

全体的に炭水化物ばかりで青野菜が入っていませんので、栄養のバランスは悪そうです。

前線では、炭水化物が生き残るためにまず必要なんですね。

それにしてもこの製品、パッケージに日本語の表記しかないので、外国の人には扱いづらそうですね。

日本語でしか表記しないのは、機密保持の意味合いもあるのかもしれません。

 

次にお隣、韓国の戦闘糧食です。

日本のものと比べると、副菜に凝っている印象です。

色合いこそ地味ですが、なかなか美味しそうだと思いました。

お酒の肴にもなりそうな…。

しかし韓国という国は北朝鮮との戦争中で、いつ有事が発生してもおかしくない状況なんですよね。

軍人だけでなく、一般の人が避難生活を余儀なくされて、この糧食に頼る可能性も強いわけです。

そのため一般人にも馴染める味になっているのでは、と想像しました。

 

日本が接する軍事大国、ロシアの戦闘糧食も気になります。

極寒の地で作戦行動を展開するロシア軍。

味は二の次、脂たっぷり、砂糖たっぷり!

そんなストイックな戦闘糧食を予想していたら。

缶詰類、以外と華やかなパッケージですね。

なかなか美味しそうです。

これはちょっと自分でも食べてみたくなる感じですね。

 

もう一国、見てみましょう。

欧州でも、食事の美味しさで有名なイタリア。

そんな国の戦闘糧食がどうなっているのか、気になりますね。

包装も内容物も思ったよりは質素です。 

朝昼晩の三食分ですね。

しかし味はやっぱりイイみたいで。

こちらも食べてみたいですね。

 

最後に戦闘糧食とは違いますが、国連の難民向け非常食も見てみましょう。

…と思ったのですが、国連の非常食そのもののレビュー動画は見つけられませんでした。

代わりに、こちら。

ある非営利団体の、「シリア難民と同じ食事を食べて彼らを応援しよう」という企画があります。

 

actforpeace.rationchallenge.org.au

 

上記の企画として、寄付を募った上でシリア難民が食べているものを模した非常食が配布されているのです。

その非常食のレビューなのですね。

動画を見たところ、穀物などがそのまま入っていて、食料というよりは食材と言った様子です。

食料の配給券なども含まれていますし、調理済み食品が主体の戦闘糧食とは趣きが違っています。

難民の方々はいつまで難民状態が続くのか、わかりません。

一時的な作戦状態で食べる戦闘糧食のようなものを常食していては、体を壊してしまうのでしょう。

難民の方々が食べるものは、できるだけ日常の食事に近いものが好ましいのですね。

 

いろいろと動画を見て来ました、戦闘糧食。

好奇心で食べてみたいとは思うのですけれど、これらを常食するのは辛いと思います。

軍人も難民も、あくまで限られた期間でこそ耐えられる食生活。

やはり、自宅で身の危険を感じずに食べられる食事が、一番尊いのですね。

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