むやみな読書の前に、対訳教材をひと通り
過去記事を読み返していまして。
一年ほど前、韓国語の「多読多聴」について書いていました。
多読多聴というのは、従来の外国語学習よりも、リスニングとリーディングを重点に置いた学習法です。
むしろ勉強・学習を離れて、好きな外国語の本、音楽、映画など、各種コンテンツをとにかく読んだり聞いたり。
楽しむ過程を通して、対象の言語に習熟していくというものなんですね。
私は英語でその多読多聴スタイルを続けてきたもので、他の外国語も同じやり方をしています。
上記の韓国語多読多聴の記事も、その一環について書いていました。
現在は韓国語は一時中断してますが、概ねそのままのやり方で今後再開するつもりです。
ただちょっと、ここは考え直した方がいいかな、という部分もありまして。
「参考書での日本語による解説であったり、対訳リーディング教材の日本語訳部分を読む。それがむしろ、苦痛なんですね。」。
四段落三行目のこの箇所。
これは、今もそうなんですけれど。
ただ対訳を読むことのよさも、最近は実感してきています。
英語検定対策に日本語訳付きの単語帳を使ったら、単語の暗記がはかどったのです。
日本語訳の書かれた単語帳、リーディング教材等で単語に慣れる方が効率がいいんですね。
意味が日本語で書かれていれば、見て一瞬で理解できますものね。
日本語と外国語の単語で、必ずしも意味は完全に同一ではないとしても。
対訳を見れば、少なくとも大意がつかめます。
これまで単語を日本語訳で説明している単語帳を毛嫌いして、海外製のものを求めたりしていました。
そういうものは価格はともかくとしても手に入れるのに手間がかかります。
また、内容も日本製のものより使い勝手が悪かったりで。
初心者のうちは、効率が悪いんですね。
意味のわからない外国語の文章を大量に読んでこそつかめるものもあるはずだとは思うんです。
ただそのやみくもな読書は、初期の段階では避けた方がいいのかもしれません。
基本単語を完全に習得した後だと、また話は変わってきますが。
韓国語学習を始めて数年経ちますが、いまだ初心者です。
簡単な文章が理解できるようになるまでは、対訳教材無しのやみくもな読書は控えようかな、と思っています。
自宅の棚に眠っている対訳付きの韓国語教材群を、ひととおり復習しまして。
その後、また韓国語のむやみな多読多聴に戻りたいです。
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