福島駅から河川敷へ。大阪市の旅
所用があって、そのついでにまた大阪市内を歩いてきました。
JR大阪環状線の福島駅にやって来ましたよ。
福島駅は大阪駅のお隣で、この福島界隈はオフィスビルと飲食店が多いです。
駅の近くにある商店街には、占いのお店が集まっていることでも有名です。
売れても占い、福島聖天通商店街。
環状線の高架を挟んだ向こう側にある了徳院というお寺が、歓喜天(聖天さん)を祀っていることにちなんだ名前のようですね。
売れても占い商店街には、飲食店が目立ちます。
夜間営業の居酒屋店などが主なのか、私が来た日中には閉まっているお店が多かったです。
占いのお店は、商店街の入口辺りでは見かけませんでした。
福島を南北に通るメインストリート、なにわ筋沿いには、関西将棋会館もあります。
中にはプロ棋士の指導を受けられる将棋教室とか、将棋道場もあって、対戦もできるらしいですよ。
私は将棋が弱くて苦手なのであまり入る気になれませんが、好きな人なら楽しめると思います。
界隈を北に向けて歩きます。
北にある、淀川の河川敷を見てみたいな、と思ったのですね。
これお寺さんの建物らしいんですが、最初見たときマンションだと思いました。
この大きな建物の中に本堂、講堂など各種の施設が入っているんだとか。
都会だと、お寺さんもこう現代的になるんですね。
八阪神社もありました。
境内に社殿の復興記念碑がありまして。
その碑文によると、この神社の辺りは「王仁(わに)博士」ゆかりの土地なんだそうです。
王仁は古代、朝鮮半島にあった百済国から日本までやって来て、漢字等を伝えた人だという伝承があります。
もともと、その王仁博士を祀っていた祠がここにあったそうで。
ところがその祠が天変地異に遭って、土中に埋もれてしまいました。
数百年後に土地の人が祠の跡を発見して、改めて素戔男尊を合わせてお祀りするようになったのだそうです。
それが八阪神社になった由来なのですね。
江戸時代に社殿が復興されましたが戦災で失われたので、戦後新たに有志の力で再建されたということです。
街中の小さな神社でしたが、いろいろと来歴があるのですね。
境内には猫ちゃんの姿がちらほら。
お参りの後、再び歩きを再開します。
梅田スカイビルの姿が見えます。
大都会梅田の西にあるこのあみだ池筋沿いは、工場に個人商店などが多くて、若干庶民的な町の雰囲気ですね。
本格的に工場の多いエリアにやってきました。
ここまで来ると、淀川の河川敷まですぐです。
工場のレンガ壁に接する公園、なかなかいい雰囲気。
河川敷に出る鉄橋を発見しました。
渡りましょう。
静かに渡りましょう。
風で揺れます。
土手の向こうが河川敷。
風景が開けました。
こんな感じなんですね。
都会と工場街とを抜けた先にこういう広々とした場所があって、何か緊張がほぐれました。
しばらく立ち尽くして、広さを堪能します。
河川敷の公園、いいですね。
歩き回っておなかが空いたので、帰る道がてらお昼をとるお店を探すことにします。
と言っても、福島界隈に目星をつけているお店がありましてね。
心斎橋に本店のあるラーメンチェーン、「ラーメンまこと屋」の福島店です。
お隣には「福島上等カレー」の本店も見えますね。
以前にこの福島店で何度かラーメンを食べていたのですが、いつの間にか道路向かいの場所に移転して新しくなってました。
ここのラーメン、結構好きなのです。
「とろ~り半熟煮玉子鶏醤ラーメン」を注文しました。
750円でした。
ネギ、白菜等の野菜がたっぷり入った、鶏ガラスープの醤油ラーメンです。
煮玉子とろとろ、チャーシューもとろとろ。
スープには鶏のそぼろ肉も入っています。
麺は細麺で、ゆで加減も選べます。
美味しくいただきました。
今回は鶏ガラの鶏醤ラーメンにしましたが、ラーメンまこと屋では牛骨スープの牛醤ラーメンも美味しいです。
大阪府内のあちこちに支店があるので、大阪にお越しの際に機会があればぜひ入ってみてください。
帰り際の一枚。
JR福島駅ホームからの風景です。
飲食店の多い福島界隈、食べ歩きが楽しそうです。
時々遊びに来たいものですね。
タベテ だし麺 比内地鶏だし 醤油ラーメン(101g)【タベテ(tabete)】 価格:165円 |