台湾旅行二日目(4)。基隆の街で素食自助餐のお昼

悲しい思いをした和平島海角樂園から、再びバスに乗って基隆市街地に戻って参りました。

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基隆港にはクルーズ船コスタ・フォーチュナが停泊しています。

このコスタ・フォーチュナ、後日、日本に向かう船でした。

長い時間をかけて鹿児島、神戸、大阪などを巡航して、各地の港に立ち寄り、また基隆に戻って来るのです。

そんな優雅な船旅を、いつかはしてみたいものですね。

 

海角樂園を早々に後にしてきて、まだ昼時でした。

まだ基隆を満喫できていない気持ちです。

どこか観光できる場所を探す前に、まずお昼を済ませようと思いました。

商店街の中を行きます。

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自助餐(Zì zhù cān)の素食(Sù shí)のお店がありました。

素慈素食。

自助餐は台湾の大学街などに多い、お手頃なビュッフェスタイルのお店のことです。

そして素食というのは、お肉を使わない菜食主義の食事のことなんですね。

入ってみましょう。

スペースの限られた店内です。

中央に、各種のおかず入れが設置された横長のステンレス製の台があります。

その周囲を巡って好きなおかずをプレートに取り、レジカウンターに持って行きます。

レジの横で、お好みによりご飯を盛ってもらいます。

その後、清算です。

取ったおかずの種類などにより、料金は変わるみたいです。

自助餐は、その課金の基準は店ごとに違うようですね。

清算を済ませたら、店の奥にあるテーブル席で、いただきます。

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私が好きなように取ったら、こうなりました。

これで確か70元ほど(約280円)だったと記憶しています。

とてもお手頃。

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台北車站で食べた台鐵便當にも入っていた、湯葉の煮しめです。

このお店のも味がよく染みて、うまうま。

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ご飯は、黒米と麦を炊いたものでした。

麦の食感が最高!

栄養価の高そうな黒米、こちらも普段あまり食べる機会がないので、嬉しいですね。

ほのかな甘味を噛み締めました。

 

美味しいご飯でお腹がいっぱいになりました。

私が選んだもの以外も、用意されているおかずはどれも野菜を調理したものばかりなので、健康によさそうです。

店内の片隅では、セルフサービスでスープがいただけるのですが、このスープもだしが効いて美味でした。

台湾の素食自助餐のお店は、どうも仏教思想に基づいて運営されているようですね。

おかずは殺生をしないでこしらえた菜食、そしてセルフサービスの代わりに料金お手頃設定。

台湾にはお肉を使った美味しい食べ物がたくさんありますが、その反面、素食のお店のような試みもあるんですね。

台湾料理の世界の奥深さを感じました。

 

食べ終わって、お店を出ます。

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再び、基隆車站の旧駅舎前に来ました。

どこへ行こうか、思案中です。

天気はとても悪いですが、展望台のある中正公園という場所から基隆の街が一望できるらしいので、そこまで歩いてみようと思います。

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歩きの途中で見たコスタ・フォーチュナと、その脇の基港ビル。

コスタ・フォーチュナの大きさがよくわかります。

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