台湾旅行二日目(8)。金峰魯肉飯を味わった後の寧夏夜市散策、古早味豆花で珍珠奶茶

淡水を観光した後、夕食をいただいて、台北に帰ってきました。

しかしなんだかまだお腹が空いています。

夕食、控えめでしたからね。

台湾って小吃(Xiǎo chī)という軽食が盛んな国なので、小腹が空いたときに食べられるものは豊富なんです。

そういえば私、台湾に来てから代表的な小吃グルメ、魯肉飯(Lǔ ròu fàn)をまだ食べていません。

いい機会ですので、魯肉飯を食べに行ってしまいましょう。

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魯肉飯の名店、金峰魯肉飯(Jīn fēng lǔ ròu fàn)にやって参りました。

お店前の通路に、行列ができています。

人気店なのですね。

お店が混んでいる時間帯だと、相席も覚悟です。

私も現地のお客さんと、同じテーブルで相席になりました。

テーブル自体はそれなりに大きさがあるので、さほど窮屈な思いをせず食事を楽しめます。

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魯肉飯を頼みましたぞ。

大中小と量が選べて、私が頼んだのは小です。

30元(約120円)でした。

細かく刻んだ豚肉とタレがご飯にまぶしてあります。

甘いタレが豚肉にしっかり染み込んで、美味です。

添えられた瓜のお漬物の塩加減は薄め、さっぱりした食感が、脂っこい魯肉飯によく合っています。

お好みで、テーブル備え付けの八角粉を振りかけていただきましょう。

より台湾料理らしい風味が楽しめます。

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煮卵も頼みましたぞ。

15元(約60円)です。

魯鴨蛋(Lǔ yā dàn)というメニュー名でした。

ただ、期待したよりも薄味でした。

台鐵便當に入っていたもの、それに素食のお店で食べたものも薄味だったので、台湾の煮卵って薄味が基本なのかもしれないですね。

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旅の間の食事で不足しがちな青野菜もこの機会にいただいてしまいます。

空心菜(Kōng xīn cài)の炒めものです。

これも大中小と量が選べて、この小で20元(約80円)でした。

油をたっぷりと使い、ピーナッツと一緒に炒めた空心菜

中が空洞になっていて、しゃきしゃきした食感が癖になります。

しっかりした味付けで、とても美味しくいただきました。

 

金峰魯肉飯で美味しい夜食をいただいた後、夜の台北の街をしばらく散策することにしました。

せっかく台北に来たので、観光夜市なんかも見たいと思ったのですね。

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歩いていると、観光夜市の案内らしいネオンサインを目にしました。

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寧夏夜市(Níng xià yè shì)という夜市なんですね。

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この道路を進んだ先に、観光夜市があるのですな。

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結構なにぎわいのようです。

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道の両側に、食べ物を売る屋台が軒を並べているのですね。

その間を散策しながら、買ったものを食べ歩きしたり、テーブルと椅子を用意してある場所で座って食べたりできるわけです。

私も夜市の中を抜けてきました。

揚げものにスイーツにドリンク類等、美味しそうな小吃が売られているのですが、どれも若干、一般の店舗で売られているものより割高に思いました。

ただ活気があって、お店を見ながら歩くのは楽しいです。

混雑の中を行くので、所持品の盗難には気をつけましょう。

 

美味しそうな食べ物類に心を動かされながら、しかし結局食指が動かず、何も買わずに夜市を抜けてきました。

当然物足りない気持ちです。

そんなところに、夜市の向こう側の道沿いで、こんなお店を発見しました。

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古早味豆花(Gǔ zǎo wèi dòu huā)という、豆花というスイーツと、ドリンク等を売るお店なんですね。

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夜市で各種スイーツ類を見てきて、甘いものが欲しくなっていた私。

見れば、ここのドリンク類は夜市のそれに比べると割安な様子。

また前を通りかかったとき、店頭に並んでいた日本人客が、「『孤独のグルメ』で出てきたお店らしい」と話しているのが聞こえたんですね。

孤独のグルメ』と言えば漫画本原作の、人気のあるテレビドラマですな。

このお店が登場してたんですね。

私も少なからずミーハー気質なので、そういう話を立ち聞いて、これはいい機会だから味わっておこう、と思ったのです。

喉が渇いていたので、お店の名物の豆花ではなくタピオカドリンクをテイクアウトすることにしました。

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持ち歩きやすい、小ぶりな袋に入れてもらえます。

珍珠奶茶(Zhēn zhū nǎi chá)というメニュー名で、わずか40元(約160円)であります。

お手頃価格でした。

珍珠奶茶って、「真珠のミルクティー」ぐらいの意味だと思います。

雅な名前ですね。

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タピオカたっぷり、タピオカドリンク。

珍珠奶茶。

底に球状のタピオカが沈むその見た目から、「バブルティー」なんていう別名でも呼ばれますね。

歩きながら飲んでしまいましょう。

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寧夏夜市の脇を通りながら、タピオカドリンクをいただきました。

太めのストローで、時々タピオカの弾力のある柔らかな実を吸い込むように、ミルクティーを飲みます。

面白い飲み物ですね。

ミルクティーの甘さとタピオカのもちもち食感に、歩きずくめの疲れも癒されました。

最近は日本の繁華街でもタピオカドリンクを売るお店が増えてきましたけれど、本場では美味しいものがお手頃価格で楽しめるので、嬉しいですね。

 

台湾の夜を満喫して、宿に戻りました。

明日は台湾で観光ができる最後の日なので、今夜はよく休息を取っておこうと思います。

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宿で同宿の人たちと談笑しながら、美味しい晩酌を楽しみました。

台湾啤酒は、やっぱり甘い味のが特に美味しい、という気持ちを確かにしました。

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