初詣に隣県へ。西宮市の旅

もう一ヶ月前の話になりますけれど、三が日に初詣に行って来たんですね。

兵庫県の、西宮市に行って来ました。

西宮神社という神社があるんですね。

隣県に初詣。

これも旅です。

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阪神電鉄西宮駅で降りて参りました。

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西宮神社は、商売の神様である恵比須(戎)を祀る「えびす宮」の総本社にあたり、同じく恵比須を祀る大阪の今宮戎神社と並び庶民による信仰が篤いです。

毎年1月9日から11日に開かれる「えべっさん」のお祭りが有名であります。

私はこれまで西宮神社には来たことがなかったので、初詣の機会にやって参りました。

しかしさすがに庶民に人気の神社とあって、西宮駅から降りてくる参拝客らしい人たちの数も結構なことになっています。

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この大勢の人の流れについていけば、神社まで道に迷うことはないでしょう。

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西宮は伝統芸能として人形芝居が根付く土地でもあるようです。

えべっさん信仰と関係あるのかもしれませんね。

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神社までの参道に、多くの出店が軒を並べています。

えべっさんのお祭りは出店がたくさん出ますけれど、それより前の三が日の時期にしてすでにこの規模。

出店の人たちも商売っ気がありますね。

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美味しそうなソースと脂の香りに心を動かされます。

でもこういう屋台の食べ物って高いので、あんまり私は買う習慣が無いんですよね。

台湾に行ったときも夜市の出店がお値段高め設定のお店ばかりで、素通りしてしまったものでした。

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いよいよ境内へ。

お参りしましょう。

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境内にも出店が多いです。

出店で売られるものも様々。

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初詣。

お参りしました。

今年一年、恵比須様の御利益が見込めることと思います。

「商売繁盛笹持って来い」の文句で囃す、えべっさんのお祭りの活気を想像しながら、西宮神社を後にしました。

 

お参りしてすぐ帰ってしまうのも味気ないので、西宮市内を散策していきますよ。

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阪神高速高架下の歩道橋を渡って南へ向かいます。

阪神高速沿いに歩けば、高架下歩道橋の存在は約束されたようなものです。

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西宮神社の南方には酒造会社が集まっているのです。

「灘の酒」と言いまして、兵庫県の西宮市から神戸市にかけての一帯は土地が水に恵まれていることもあってか、昔から酒造りの盛んな土地柄なのですね。

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若干日当たりの悪い酒蔵通りでした。

背の高い倉庫が隣に建っているからですね。

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酒造会社、白鷹の工場がありました。

三が日は稼働していないようですね。

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白鷹のお酒は地元の西宮神社に留まらず、伊勢神宮にも御神酒として奉納されているとのことです。

それにより伊勢の神宮司庁よりこの碑を下賜されたと案内版に書いてありました。

なんだか白鷹を飲みたくなってきます。

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白鷹の工場から道路を挟んだ隣に、白鷹禄水苑という商業施設があります。

白鷹の各種お酒の販売の他に、蔵BARで一杯飲んでいくこともできるみたいですよ。

白鷹禄水苑の敷地内には、酒造りの道具などの展示資料を集めた白鷹集古館も併設されています。 

しかし私は三が日だから閉館しているだろう、と思い込んで、確認もせずに通り過ぎてしまいました。

北の方角に戻ります。

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歩いていたら、澁谷ビルを見つけました。

澁谷ビル、西宮にあったんですね。

去年の東京旅で渋谷に行ってきたところだったので、嬉しくなりました。

なかなか雰囲気のあるアパートのようです。

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上を阪神高速が通る大通り沿いに、酒造会社沢の鶴の「宮水井戸」もあります。

沢の鶴って大阪でもテレビ放送等で広告をよく見ますが、実は西宮の会社でした。

宮水というのはこの西宮市内で湧出する特殊な水のことで、六甲山系の山々から流れてきた水が地中で各種ミネラルを吸収し、この一帯で酒造りに適した美味しさになって湧くのだそうです。

白鷹、沢の鶴等の酒造会社が市内の一地域に集中しているのはこの宮水の採取のためだったのですね。

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宮水井戸の敷地は入口が閉じられていて入れませんが、中が覗けます。

ただ写真は上手く撮れませんでした。

向こうの方に宮水井戸らしいものが見えました。

宮水って飲んでみたいですね。

どんな味なのでしょう。

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阪神高速の高架沿いに、西宮駅まで戻ります。

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「宮水発祥の地 銘酒のまち西宮」。

そうですよねえ。

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せっかく銘酒のまちに来たんだから、昼間からワンカップ大関ミニを呑むぐらいのことはしても罰は当たりませんよねえ。

三が日で酒店が閉まっていて、コンビニで買えた地元のお酒が、このワンカップ大関ぐらいだったのです。

どこのコンビニでも買える、ワンカップ大関ですけれども。

西宮産のお酒だったのですね、実は。

私も西宮のコンビニで瓶のラベルを確認して、初めて知りました。

つまり宮水も使われているわけです。

ワンカップ大関をたぶん今回初めて飲みましたが、辛口の中に、なんとなくコクがあるような気がしました。

宮水の滋味でしょうか。

本場西宮で口にするワンカップ大関の味は格別です。

初詣と西宮市の旅でした。

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