味千拉麺からの大阪城公園。梅林散策。大阪市の旅
去年の年末、東京旅行の際に、渋谷の桂花ラーメンで食事しまして。
名物の太肉麺が美味しかったのですね。
私はとろとろのチャーシュー肉が大好きです。
大阪で同じようなチャーシューの入ったラーメンが食べられないか探したところ、桂花と同ジャンル、熊本ラーメンのチェーン店があったのです。
天満橋駅と直結するOMMビル内にあります、味千拉麺(あじせんラーメン)のお店に来ました。
大阪府内に何店舗かありますが、このOMMビルの店舗は日曜日定休なので、平日か土曜日でないと来られません。
私は土曜日が不定休なので、今回運良く土曜日に休めて、来店することができました。
ところで味千拉麺のマスコットキャラ、同じく大阪の豚骨ラーメンチェーン「ふくちぁんラーメン」のキャラに若干似ていますね。
あまり触れない方がいいポイントですかね。
台湾の客家出身の創業者が、熊本の豚骨ラーメンにニンニク等独自の要素を加えて開発したのが味千拉麺です。
今年で創業50周年なのだとか。
心していただきましょう。
「パイクー麺」というラーメンが、お店の名物なんですね。
煮込んだ豚バラ肉が入っていて。
メニューのラインナップ中の立ち位置も、桂花の太肉麺によく似ているのです。
パイクー麺、920円。
とろとろに煮込まれた豚バラ肉の甘い味付けと、柔らか食感が素晴らしい一品でした。
表面に脂の層が出来ているこってりの豚骨スープも美味。
麺は細麺で、茹で加減を好みで調整できます。
キャベツが少し入っているのが若干桂花の太肉麺を思わせるところがありますね。
でも全体的なバランスが整っていて、桂花の太肉麺以上に食べやすいと思います。
気に入りました。
日曜日が定休日なのが残念ですが、土曜日に休める機会があれば再来店したいと思いました。
大阪近郊にお住まいのとろとろチャーシュー好きの皆様にはお勧めです。
ところで、全国展開はしていてもほとんどの店舗が熊本県内にあり、日本での知名度はそこそこの味千拉麺。
しかし国外展開が盛んで、中でも中国には何と600を超える店舗数があるのだそうです。
中国に行けば、何気ない街角で味千拉麺のお店に出会うことがあるかもしれませんね。
お昼を済ませたところで、周辺を散策して行きます。
梅は見ごろ…でしょうか?
広々として散策が楽しいですね。
京橋口から大阪城公園内に入って参ります。
京橋口には肥後石と呼ばれる巨石が石垣の中に見えます。
熊本の大名であった加藤清正(かとうきよまさ)が大阪城築城に際し運んできたものだとされていましたが、実際は岡山の大名池田氏の手で持ち込まれた物だそうです。
名古屋城にも清正石という巨石が石垣に使われているそうで、昔は巨石と言えば加藤清正だという認識があったのでしょうね。
せっかくの苦労を労ってもらえなかった池田氏が不憫ですね。
大阪城の内堀を周航する「黄金屋形船」が盛んです。
乗船料金大人一名1500円、小中学生一名750円と結構なお値段ですが。
行き来する屋形船はわりと乗客が乗り込んでいて、人気のようでした。
私は大阪城梅林へ。
入場無料で梅の花が拝めます。
しかし見ごろを逸しましたかね。
花びらがもう散ってしまったかのような風情でした。
少々寂しい。
時々、よく花の咲いている木も。
種類が違うと咲き時も前後するのですね。
当初は天守閣の近くまで寄らずに帰るつもりでしたが、遠くから眺めていて気が変わりました。
近くまで寄ると天守閣の大きさが迫ってきます。
中には入りません。
いつの間にか、旧大阪市立博物館の建物が、「ミライザ大阪城」という商業施設に生まれ変わっていました。
飲食店、結婚式場等がテナントとして入っています。
大阪市立博物館の前は大阪市警視庁、その前は旧陸軍第四師団司令部庁舎等、時期ごとに転用されてきた建物でした。
古い洋風建築で、趣きがあるのです。
天守閣の至近にここまで雰囲気の違う建築が構えているのも、よく考えれば不思議です。
あの部分の用途がよくわかりませんが、城の櫓のようなものですかね。
建物の裏側にまわると、古い建築に改修を施して頑張って使っている感じが出ています。
建物の裏手の石垣の上に昇ると、先ほど散策した梅林を見下ろすことができました。
こうして眺めると、梅の花がよく咲き誇っているように見えました。
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