上海旅行二日目(7)。旧フランス租界の跡地、徐家匯。徐光啓と天主教堂、真功夫のご飯

七宝老街から再び地下鉄9号線で上海市街地中心部に戻ります。

旧フランス租界の跡を見ておきたく思います。

9号線の徐家匯站で降りました。

この徐家匯の周辺が、かつて租界のあった土地だということです。

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徐家匯站15番出口の前に、太平洋百貨。

台湾の新竹で見た太平洋SOGOと関係があるのでは、と疑いました。

後で調べたところ、同じ企業グループに属しているということでした。

新竹の店舗とは親戚筋にあるわけですね。

中には入りません。

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大通り沿いにあるショッピングモール、美羅城(Metro City)の建築が目を引きます。

近くまで行くのが大変そうなので、遠くから眺めるだけにしました。

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この広場の付近で、日本人らしい観光客を見かけました。

日本の人って、たたずまいが中国の人と違いますね、やっぱり。

私も自分では上海の街に馴染んでいるつもりでも、端から見ると浮いているのかもしれません。

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旧租界を思わせる西洋建築は見られるのですが、大通りが走るこの界隈に横断歩道は少なく、気になる場所に行ってみるにもひと苦労です。

歩いていてもどかしい思いにさせられました。

遠回り遠回りを強いられます。

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コロニアル様式というのでしょうか、各階に窓辺にテラスのある建築です。

図書館の施設でした。

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上海の街中でよく見られる香港上海銀行(HSBC)です、ここ徐家匯にもありました。

香港上海銀行の支店は日本にもあって、大阪市内だと中之島に店舗があるそうです。

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中国の郵便ポストは緑色です。

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道が広くてショッピングモール他、沿道にも飲食店等が多くて。

この徐家匯辺りに泊まって、夜はご飯の美味しいお店を探したり買い物したりすると楽しそうです。

もう少し短い間隔で横断歩道があればなおよしでした。

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街中に、緑豊かな区画があります。

公園ですね。

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徐家匯の街の名の由来になった、徐光啓にちなんだ光啓公園です。

徐光啓は明代末期の人物で、キリスト教に帰依した科学者でした。

1562年の生まれで1633年に没しています。

日本でいうところの安土桃山時代から江戸時代初期に生きた人物だということですね。

ちなみに日本だと徐光啓と同じ1562年生まれでは、大名の加藤清正(かとうきよまさ)がいます。

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公園内には十字架、そしてその奥に徐光啓墓所があります。

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魯迅公園でも思いましたが、市民の憩いの場である公園内に偉人の墓所があるというのは、不思議な感覚です。

夜中に来るのは何となく、怖いかもしれませんね。

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徐光啓イエズス会の宣教師であったマテオ・リッチ(利瑪竇)に師事し、リッチの口述を翻訳した他、広い分野で著作を刊行しています。

天文学等、西洋の学問に広く通じた人物でした。

 

光啓公園のすぐ近くに、徐家匯天主教堂があります。

この地域のランドマークと言っていい場所です。

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上海最大の天主教(カトリック)教会だそうです。

行ってみましょう。

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教会敷地の入口に教会関係者が立っていて、入ろうとすると「左手の案内所でチケットもらってきて」と言われます。

この左手をしばらく進んだところにある観光案内所内の窓口で、チケットを入手するのです。

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案内所の方にチケットを頼むと、"It's free."と無料で渡してくれて、拍子抜けしました。

見学料金がかかるものとばかり思いました。

教会の前に戻り、このもらってきたチケットを見せて敷地内に入れてもらえます。

わざわざ無料のチケットをもらってきて見せる意味は何なのだろうか、と思いました。

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綺麗な赤レンガ造りの外観、装飾も美しいです。

この土地に教会が開かれたのは1851年、現在の天主教堂が建てられたのは1910年ということです。

キリスト教徒だった徐光啓が生きた時代よりも後に、教会が遅れて出来たのですね。

光啓公園とこの天主教堂が至近の場所にあるのは偶然なのか必然なのか。

どうなのでしょう。

わかりません。

天主教堂内の聖堂に入ると、奥行きが有り、頭上のステンドグラスから光が差し込む空間でした。

神父様が説教の最中だったので、他の見学客と共にしばらく私も長椅子に座って宗教的空間に浸りました。

中国語の説教の内容はわかりませんので、早々に聖堂を退出しました。

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天主教堂の側面に廻りこみます。

やはり美しい建築であると思います。

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ところで私の帰り際、敷地入口のところで入場しようとした観光客の若い女性が一人、教会関係者に止められていまして。

彼女は係員から叱責を受けているような様子で、必死に抗弁していましたが最後まで入場を許されませんでした。

どうも彼女が大腿の上部まで露出するホットパンツを穿いていたので、礼拝にはそぐわない服装と判断されたようです。

怒鳴られていて、少し気の毒でした。

というのは、教会敷地内にはミニスカートの若い女性観光客たちがすでに何人も入っていたのです。

確かにホットパンツはミニスカートより丈はさらに短いとは言え、露出度はほとんど変わらないのでは…と私は思ったのでした。

天主教視点では、ミニスカートとホットパンツとの間に、入場を拒むべき見えない基準があるのでしょう。

 

見えない基準を理由にせっかくの美しい聖堂の見学ができないなんて。

気の毒だな、と思いながら私は駅方面に戻っています。

お昼を食べていないので、少しお腹が減っているんですね。

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台湾資本のドリンク店、50嵐が徐家匯にもありました。

台湾旅行の際に入り損ねているので、気になりますね。

でも今はドリンクよりもご飯の気分です。

素通りしました。

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功夫のお店が50嵐の近くにあるのです。

前に香港だったか台湾だったか、どこかでこの真功夫のお店を見た覚えがあります。

ブルース・リーをロゴに使ったデザイン、いいですね。

何を提供するお店か知りませんが、飲食店であることは確かです。

入店しました。

マクドナルドのような内装の、中華料理のファーストフードチェーンでした。

本場中国で、ファーストフード化された中国料理を食べてみるのも面白いかもしれません。

店員にメモ帳を使った筆談を駆使して注文の末、料理が運ばれてきました。

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「香汁排骨飯」、20.50元(約349.59円)でした。

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ご飯は日本のお米とほとんど同じですが、粘りが少なく食べやすいです。

ただ出されたばかりなのに少し冷めていました…。

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しかしこの、熱々で脂ぎったスペアリブ煮込みのスープがとても美味であります。

しっかりした味付けで、味のよく染みた骨付き肉がたくさん入っています。

食べて元気が出そうです。

おそらくこの熱いスープをご飯にかけて食べることを想定して、ご飯はぬるめ温度で提供しているのだと思うのですね。

ただ何となくこのスープとお肉を白いご飯にかけてしまうことに私は抵抗があって。

別々に食べてしまいました。

疲れていたせいか、自分でも変なこだわりを発揮してしまったのでした。

やはりスープとお肉をご飯にまぶして、一緒に食べた方がより楽しめると思います。

ともあれ美味しくいただきました。

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