韓国旅行二日目(7)。ソウルに戻って鍾路3街に宿を確保。さらに夜歩き

朝から公州と扶余にかけて歩き回ったり扶余国立博物館で雑念を持ったりして、古代百済の息吹に触れつつ、ひと休みしたくなりました。

一度気持ちをリセットして、韓国の現代文明に触れたい気持ちも。

これからソウルに戻ります。

要は明日日本に帰るので、それに備えて前の日から空港に近いソウルに戻っておく、ということですね。

 

余市外バスターミナルの窓口では、数十分に一本あるはずのソウル行きバスが「無い」と告げられ、呆然とするひと幕もあり。

頭が真っ白になって窓口の脇で立ちすくんでいると、急に席のキャンセルでも出たのか窓口の係員に呼ばれまして。

一度は無いと言われたのに理由はわかりませんがチケットを売ってもらうことが出来て、何とか市外バスに乗れました。

扶余には鉄道の駅も無いので、バスに乗れなければ戻って来れないところでした。

扶余からはソウル南部の서조(ソチョ)にあるソウル南部市外バスターミナルにたどり着きます。

ソウルに到着した頃にはすでに午後8時を過ぎていましたが、市外バスターミナルから出ると街には結構な熱気が渦巻いていて一瞬気が遠くなりました。

これから、宿を探さないといけません。

 

ガイド本をたよりに、地下鉄「鍾路3街」駅近くにあるというゲストハウスへ向かいます。

鍾路3街駅の周辺は路上に席を用意した屋台風の飲食店が多く、お客でにぎわっていて、何だか博多か香港の屋台街のような活気のある界隈でした。

また駅から大通り沿いに、ゲストハウスなどの廉価な宿が多く並んでいます。

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そうしたゲストハウスに入ってみてもいいのですが、何となくの安全志向で、そのままガイド本に紹介されていたゲストハウスまで足を運びます。

件の宿の中に入ってみると、フロントの従業員の女性が流暢な日本語を話すうえに、どことなく日本人のようなたたずまいで、丁寧な接客姿勢です。

外国で疲れた旅行者に、安心感を持たせる雰囲気なのでした。

疲弊していた私は何となく彼女に甘えるような気持ちになって、この宿に決めてしまいました。

しかし空いている部屋が三人部屋しかなく、週末料金ということで一泊55000ウォン(約5500円)です。

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三人分の寝台…。

使いもしないのに、物凄くもったいない気持ちです。

部屋の掃除は行き届いているようですが、建物も設備も古いので落ち着きません。

遅くまで歩いて深夜に寝に帰るだけ、と思えば文句もない部屋ではありますが。

一泊55000ウォン、高くついてしまいました。

ソウルは物価が高いので多くは望めませんが、界隈のゲストハウスかモーテルを探せば、もう少し新しくて安い宿はありそうに思います。

もしかしたら早まったのかもしれません。

フロントの従業員の接客に心を動かされた結果でした。

 

部屋にいても落ち着かないし、夕食もまだ摂っていないしで、重い荷物を置いてしばらくソウルの街を夜歩きします。

地下鉄に乗って光化門駅へ。

閉店間際の大書店、教保文庫で韓国語書籍を買い、その店舗ビルの脇を通る世宗路に行ってみました。 

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夜の世宗路に浮かび上がる、李瞬臣の立像です。

韓国の英雄ですな。 

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さらに北の光化門に近づくと、世宗大王の座像も浮かび上がります。

ハングル文字を発明した偉大な王であります。

その叡智に私もあやかりたいものです。

背景には光化門が見えました。

光化門の向こうには朝鮮王朝のかつての王宮、景福宮キョンボックン)があるはずです。

今夜は景福宮には行かずこれから地下鉄光化門駅に戻り、弘大入口(ホンデイック)駅まで電車を乗り継ぎます。

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