言い訳の東京旅行二日目(7)。『真女神転生Ⅳ FINAL』で馴染みの錦糸町駅、錦糸公園。東京スカイツリーの威容
コシャリ屋コーピーでコシャリを食べた後、JR錦糸町駅前に来ています。
駅ビルの名前はTERMINAって言うんですね。
イタリアの駅みたいですね。
丸井錦糸町店も駅側から見るとしっかり百貨店然としています。
私は見た目の地味な裏口から入ったのでスーパーに入るような気持ちで入ってしまいましたが。
錦糸町駅前ロータリーに明治時代の歌人で小説家でもあった伊藤左千夫(いとうさちお)の歌碑があります。
小説の『野菊の墓』を書いた人ですね。
ここ、彼が経営していた牧舎跡なんですって。
もともと酪農家だったのが、同業者の影響で文芸活動に目覚めたのですと。
想像がつきません。
巨大な駅舎ですな。
少し中をうろついてきました。
この下にある地下鉄駅構内が『真女神転生Ⅳ FINAL』というゲーム作品の中で主人公「ナナシ」とヒロイン「アサヒ」の住居になっているんですね。
ただ今回は地下鉄を利用するわけでもないので、地下鉄駅構内には入りませんでした。
後から考えれば、聖地巡礼で来ているんだから入場券買うなりして入ってみればよかったですね。
惜しいことをしました。
駅ビル脇のトンネルを通って北側へ抜けます。
なぜなのか、歩いている人の数が妙に多いです。
東京はどこもそうなのでしょうかね。
駅を北に抜けたところにある錦糸公園に行きます。
お察しの通りここも『真女神転生Ⅳ FINAL』に出てくる場所で、ゲーム内では一種のダンジョンとして再現されております。
公園の東側に野球場があるんですね。
ゲーム中では「錦糸公園」の東端は壁のようになっていて背景も暗いのですが、よく見ると野球場のフェンスらしい陰影があります。
ゲーム冒頭の山場になるイベントの発生場所がこの噴水前なのでした。
どんなイベントなのかは重大なネタバレになるのでここでは明かせませぬ。
どうぞ皆様『真女神転生Ⅳ FINAL』を遊んでください。
私は実際の場所に来れて、感無量でした。
錦糸公園隣に立つ高層ビル「オリナスタワー」の陰から、東京スカイツリーがこちらの様子をうかがっております。
いよいよスカイツリーの勢力圏に足を踏み入れてしまったようです。
ロケットの形を模した遊具も健在でした。
ゲーム内では配置場所が現実のものから変更されてはおりますが。
錦糸公園を後にして、東京スカイツリーを目指して歩いていきます。
結構距離はありそうなのですが、途中の街並を見ながら歩いておきたいんですね。
東京スカイツリーもゲーム中に出てくる重要な場所で、私は普通の観光客である以上にメガテンファンとしての目線でランドマークとか街並を鑑賞しています。
あらかじめ言っておくと東京スカイツリーの内部もダンジョンとして出てくるんですね。
それで普段観光地のタワー系建造物には入らず登らずに済ませることが多い私も、今回は中へ入ってみようと計画しております。
錦糸公園からずっと西に行くと「大横川親水公園」という南北に長く縦走する川沿いの公園がありまして。
その川沿いに北にスカイツリーまで歩いて行こうと思います。
ということでオリナスタワーのある太平四丁目の交差点で左に曲がり、まずは西方面に行きます。
と思ったら、途中の太平二丁目交差点でこんな通りを見つけてしまいました。
「タワービュー通り」と言って、ご覧のとおり東京スカイツリーを眺めながらその下まで歩いていける、奇跡のような通りなんですね。
東京スカイツリーの全容をここで目にして、興奮しました。
大横川親水公園を経由して行く予定をここで変更しました。
このまま目の前のスカイツリーに向かっていきます。
途中の街並を堪能する余裕もなくなりました。
スカイツリーしか目に入ってきません。
人類があれだけの高さのものを建てて許されるのか?という問いが心に浮かんできます。
圧倒的な高さです。
浅草通り沿いの建物に突き当たりました。
ここに至ってこの眺めです。
見上げると、腰を反る体勢になって痛いです。
建物を迂回して、スカイツリーの根元まで行きましょう。
川向こうにツリー。
ツリーの下は商業施設、東京スカイツリータウンです。
北十間川という川だそうです。
スカイツリーの根元付近は川の両岸が親水テラスになっていて、散策できるようになっています。
スカイツリーの対岸のビルの窓にはスカイツリーがそのまんま映っていました。
ビルの中の人はツリーを毎日至近で見ながら生活することになるのですね。
歩行者専用橋「おしなり橋」を渡って私もいよいよ東京スカイツリー側に参りましょう。
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