言い訳の東京旅行二日目(9)。観光地浅草歩き。浅草寺、待乳山聖天から浅草六区

東京スカイツリー前に来たのが午後2時頃、展望デッキに登って降りてきたら午後5時前で、二時間と少し観覧にかかった計算になります。

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夕暮れ時ですが宿に帰るにはまだ早い時間です。

これから隅田川向こうの浅草まで足を伸ばそうと思います。

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東京スカイツリーの横に東部伊勢崎線とうきょうスカイツリー駅があって便利です。

浅草駅まで一駅乗ればいいのですからね。

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浅草駅から出てきたら、目の前が吾妻橋とその向こうの金のオブジェです。

私の隣に観光客の若い女性二人組がいて、私と同じように写真を撮っている連れにもう一人が「何撮ってるん?う○こ撮ってるん?」と大阪弁で朗らかに話しかけています。

大阪人の私は、わずかに同胞愛を覚えました。

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雷門ですね。

浅草の名所でしょう。

以前にも何度か来ているのですが、来るたびに観光客の数が増えている気がします。

10年ほど前に来たときは週末の昼間でもこんなに人は多くなかった…と思います。

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仲見世商店街ですな。

昔ここの沿道のお店で揚げ饅頭を買って食べたらとても美味しかったです。

ただ今は仲見世商店街での食べ歩きは禁止されているんですってよ。

飲食物テイクアウトのお店が多いのに、食べ歩きが出来ないのでは辛いです。

今回は揚げ饅頭を買いません。

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お店の裏側の通りは通行人の数も少なくて、近道にいいんですよね。

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左右に仁王の構える宝蔵門(仁王門)もライトアップされております。

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五重塔もライトアップされております。

浅草寺五重塔があって、奈良の興福寺とか大阪の四天王寺の境内と雰囲気が似ていますね。

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お参りしました。

浅草寺の開基は江戸開府のずっと以前、飛鳥時代にまで遡るんですね。

江戸一帯がまだ湿地帯だった頃から、浅草寺周辺は信仰の場として発展したといいます。

今は大都会の中にある飛鳥時代創建の寺院、浅草寺

古代から江戸、東京の歴史の中で重きを成して来た場所だと言えるでしょう。

おそらくは観光地としての歴史も古代から持っていると思います。

 

浅草寺から出て、周辺の街並を見て行きます。

ところで私は時々小説を書いているのです。

以前にこの浅草界隈を舞台にして短い作品を書いたことがあるんですね。

今度、その作品の内容を膨らませて長編にできないか?などと考えています。

それで改めて現地を歩いてみようと思ったのですね。

観光と作品用の取材とを兼ねているというわけです。

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道路が広々としていますね。

5月に行われる三社祭の神輿を通すために車道を広く取ってあるのでは?という気がしますね。

大阪の岸和田でもだんじり祭りのために道路を拡張してあるので、そこから連想しました。

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言問橋向こうに見えるスカイツリーも電飾が施されていて素敵なのですが、いかんせん私のカメラのレンズが駄目になっていて写真が駄目です。

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あんまり遅い時間にお参りしない方がいいと思うんですけれど、待乳山聖天さんです。

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境内に小高い丘があって、その上に聖天さんのお社があります。

正式には本龍院といって、浅草寺の支院にあたるそうです。

お参りしてきました。

境内には作家の池波正太郎の生誕地を示す碑もあります。

1月に行われる「大般若講・大根まつり」と言われる祭礼が有名だそうです。

大根まつりって、何か創作意欲を刺激される響きです。

 

待乳山聖天から、東京スカイツリーの夜景を見に隣の隅田公園へ。

隅田川の向こうにスカイツリーが見えます。

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グラデーションというのでしょうか、深海で発光する海月のそれのように、スカイツリーの電飾が波打ちながら彩りを変化させていくのですね。

しばらく眺めていました。

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スカイツリーに気を取られて気付きませんでしたが、スカイツリーの北では雲間から満月がのぞいていました。

こちらもしばらく眺めていました。

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浅草六区を通って駅方面に戻りましょう。

沿道に立ち並ぶ飲食店の中で、ここでも韓国由来のチーズドッグのお店が人気でした。

通りかかったカップルの男性が行列を見ながら「そんなもんは韓国で食えや」と冷笑気味にコメントを寄せていて、私は別にチーズドッグに恨みはないのですが、ちょっと彼に同感するところもありました。

観光に来たらその土地のものを食べるのが定番です。

ただ、ですね。

チーズドッグ店に集まっているお客さんたちが観光客とは限らないんですね。

地元の人が浅草名物ばかり食べているはずはありませんし、たとえ食べていてもそれは飽きますからね。

目新しい異国の食べ物を好んで当然です。

そしてまた観光客であっても、よほど観光慣れした人になると土地の名物のようなものに一喜一憂せず、どこへ行っても土地に関わり無い自分の食べたいものを食べるようになるのですね。

どこへ行こうが土地の名物が何であろうが食べたいチーズドッグを食べる観光客。

私はそこに潔さを見出します。

些細なことに動じない生き方、旅人として人として目指すべき生き方なのかもしれません。

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三平ストアって林家三平師匠から来てるんですかね。

と、外から眺めて通り過ぎながら思いました。

いまだ観光地での食事に土地のものを求めてしまう私は、浅草駅前にある老舗の天丼店で夕食に浅草名物の天丼を食べて、電車に乗って宿に帰りました。

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