言い訳の東京旅行三日目(12)。代々木上原、東京ジャーミー見学
代々木上原駅で降りてきました。
代々木上原駅は東京ジャーミーという日本最大のモスク(イスラム教寺院)の最寄り駅なんですね。
東京ジャーミーを見学しに来ました。
「代々木上原駅南」の交差点です。
目の前を通る井の頭通りを西に行きます。
小田急小田原線の高架下を抜けて、坂道を登っていきます。
東京ジャーミーに着きました。
高い尖塔のてっぺんまで写真に収めることができませんでした。
東京ジャーミーの全容を井の頭通り沿いから撮るのは難しそうですね。
東京ジャーミーの一階はトルコ文化センター、二階は礼拝堂になっています。
建物内に入ると、ちょうど施設内の見学ツアーの参加を募っているところで、私も見学者の集団に加わりました。
ツアーが始まり、日本人指導者の方が東京ジャーミー建設の歴史的経緯について解説してくれました。
戦前にロシアから移住したトルコ人たちによって建てられた東京ジャーミーは、戦後トルコ政府によって再建され、現在もトルコ大使館の所管となっています。
トルコ本国から来日した大勢の建築技師たちの手によって、建物外部と内部に本格的なトルコ式イスラム建築の装飾が施されています。
一階から階段を上っていくと、いったん建物の外部に出ます。
一階の上に礼拝堂が独立して建っている構造なんですね。
指導者の方が礼拝堂入口上部の装飾について何か説明を行ったので見学者の皆さんが撮影しているんですが、私は他のことに気を取られて聞いていなかったので、ちんぷんかんぷん状態でした。
注意力散漫だと、こんなことがよくあります。
たぶん件の装飾に何か重要な意味合いがあるのでしょう。
アラビア語は読めません。
尖塔の美しさ。
ここから拝めました。
礼拝堂の内部に入って見学してきました。
礼拝堂ではちょうど入信する若い在日外国人の方の入信式の一部を見学することができました。
また礼拝に訪れていた中東の信者の方と東南アジアの信者の方がそれぞれの遠路をねぎらって抱き合う場面も目にして。
イスラム教が結ぶ広範な信者の広がりを実感しました。
日本に暮らしていてあまり意識する機会はありませんが、我が国にもイスラム教徒の人たちは大勢住んでいて、彼らのネットワークもあるのですね。
礼拝堂の建築の話をすると、建物の壁面にはめ込まれた窓の青いステンドグラスと高い拭き抜けのドーム型になった天井内側の装飾、それぞれ素晴らしかったです。
写真は載せません。
皆様、どうぞ現地で見学ツアーに参加してご覧になってください。
ところで女性の見学者は女性信者と同じく、礼拝堂入場に際してヒジャブかそれに近い布を頭に被る必要があります。
持参していない方は一階のトルコ文化センターで借りられるそうです。
どうぞ着用をお忘れないようにお願いします。
見学ツアーはまだ長く続きそうでしたので、頃合を見て中座してきました。
美しい建物です。
おそらく設立の経緯について書かれているものと思います。
建物角の天井近くの部分にある突出した部分、あれは渡り鳥を休ませるための場所だということです。
施設外側に何ヶ所か設けられています。
旅する者を労わる場所であろうという作り手たちの気持ちを感じ取りました。
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