2019年春韓国大邱旅行二日目(5)。全州の城門、풍남문(豊南門)。慶基殿まで
家族会館で美味しい全州ピビンバの夕食を食べ終えたので、全州韓屋マウルに向かいます。
この道を南にまっすぐ行くと、풍남문(豊南門)に行き当たります。
遠くに見えていますね。
かつて城壁都市だった全州の街の城門で、唯一現存しているのが豊南門だということです。
道の右側のフェンスの向こうでは、朝鮮時代の建築物を再現している最中でした。
柱がセメント製みたいに見えなくもないですが…朝鮮時代にああいう柱あったのかな?
警察署前の韓国警察マスコットも朝鮮時代の警察?の衣装をまとっています。
警察署ビルの壁面に、かつての全州城壁都市の風景が描かれてありました。
ビルひとつまるまる使っての試みです。
観光都市化に向けて地元警察も積極的…という全州市の意気込みと見ていいと思います。
いよいよ豊南門が近づいてきました。
歩いている観光客の人たちも楽しそうです。
妙な乗り物ですな。
みんなでペダルを漕いで動力を生み出すバスらしいですよ。
横に「체험비(体験費)3000원」って書いてますね。
必死に自転車漕いで300円取られるのか!と思いました。
これは実際に走っているところを見てみたいですな。
案外、電動自転車みたいに楽に漕げるようになっているのかもしれません。
豊南門の前に来ましたよ。
円形の、ロータリーの真ん中に門がありますよ。
若い観光客の方たちが記念写真を撮る場所です。
ここには載せませんが、私も記念にセルフィーを撮りました。
ロータリーの周囲の歩道沿いにコンビニ、土産物店、飲食店が並んでいます。
台湾でも同じような城門を見たことがあって、韓国と台湾って城門と城壁都市の文化が同じですね。
たぶん中国でもそうですよね。
日本の街ではあんまりこういう城門って残ってないですよね。
城門、城壁ではなくお堀なら、日本の城下町で見られますけれども。
전주남부시장(全州南部市場)の狭い入口がのぞいています。
もうそろそろ夜なので、暗くなってきております。
入ってみましょう。
韓国に来るとこういう狭いアーケード商店街に入るのが楽しみです。
どこの街に来ても、必ずあるんですよね。
ここを通っていくと全州韓屋マウルの中心に出られるようですよ。
アーケード商店街の中に夜市的な出店が出てて、活気あります。
人多いですね。
なぜかキリスト教の聖堂がありますが、このあたりから全州韓屋マウルに入ってきます。
この辺りから韓服を着ている女性の姿がちらほらと出てきました。
どうも伝統衣装のレンタルをしているみたいです。
ここは朝鮮王朝の初代王、李成桂(イ・ソンゲ)の肖像を飾る慶基殿の横ですね。
慶基殿内部の拝観時間は午後6時までなのですが、午後7時をまわってもこの人だかり。
하마비(下馬碑)らしいですよ。
慶基殿は尊い人の肖像が飾られている場所なので、前を通るなら馬から下りなさい!ということなんですね。
慶基殿を拝観して中で李成桂の肖像を見学したかったのですがね。
まあ全州に来たのが遅かったので。
巡り合わせというものはあります。
一度に何もかも得ることはできませんね。
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