大阪府堺市で古代旅!
こんばんは、金比羅系です。
そうです、古墳を見に!
皆様も古墳が見たいでしょう?
楽しみですねえ~。
…さあー、まずは、「世界三大墳墓」のひとつとして有名な大仙陵古墳をご覧ください。
どうですか、正直よくわからんでしょう?
前方後円墳なんですが、巨大なうえに樹木に覆われていて、その全容は目視できません。
地元では「仁徳天皇陵古墳」として親しまれてきたのですが、どうも最近では仁徳天皇の御陵であることは疑問視され始めているようですね。
私も学校で「仁徳天皇陵」として習いましたので、大仙陵古墳の名称にはいまだ慣れないものがあります。
さて、次行きましょう。
銅亀山古墳!
ごく小さいものですが、こういう形状がはっきり目視できる古墳、いいですね。
堺市には「百舌鳥古墳群」と言いまして、大仙陵古墳と関連があると目されるものも含め大小様々な古墳が無数に点在しています。
今回私もあちこち写真を撮り歩いてきたのですが、ここで全部紹介していたらキリがありません。
なのでもうひとつだけ。
かなり大規模であります、いたすけ古墳です。
こちらは宅地開発の際に破壊されそうになっていたのですが、市民運動によって危機を免れた経緯があります。
読者の皆様が大仙陵古墳とその近辺の古墳を見て回られる機会があればお気づきになると思いますが。
それぞれの古墳が住宅地のさなかにあるんです。
実は周辺に現存している古墳はもともとあった古墳群のうちの半数ばかりで、後の半分は宅地開発等により破壊されてしまっているのです。
日本が数々の歴史の舞台であった証である史跡を重視するか、現代人の生活を重視するか…。
妥協点を探るのは難しいです。
歴史に関心を持つ人が少なくなると、妥協点は限りなく生活に傾いていってしまうのだろうな、と思います。
生活が一番大事なのはもちろんなのですが…。
古墳を見ながら歩いていると、「古墳を守るための近道だ、古墳好きを増やしてやる!」などという欲望が湧いて参ります。
皆さんも古墳を訪ね歩いてくださいね。 お願いしますよ。
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