くだを巻く中毒者
世の中、年々喫煙者に厳しくなっているとは言いますけれど。
依然として、仕事中に「煙草吸いに行く」人に対しては世間はそれなりに寛容ですよね。
どうなんでしょうね。
私、特に喫煙者を煙たがるつもりはないんです。
自分は煙草をたしなみませんが、煙草の煙とか香り自体はわりと好きですので。
ことさら、「禁煙エリアを拡大しろ!」とか思ってません。
ただ、喫煙者とか喫煙者に寛容な人々に対して、不満に思っていて言いたいことはあるんです。
それは、こういうこと。
「仕事中に煙草吸いに行くのは許されるのに、仕事中に酒を飲むのが駄目ってどういうこと?」。
そういう不満を抱えているのです。
どうなんでしょうね。
酒も煙草も、同じ嗜好品ではないですか。
その一方は仕事中に味わうことが許されているのに、一方は駄目というのはなんなのでしょう。
不公平ですよね。
それは煙草と違って酒は飲んだら人の具合がおかしくなるので、仕事の能率に差し障るかもしれませんけれども。
飲んだら運転なんかさせたら絶対に駄目ですけれども。
でも飲酒で事故を起こしたり、深刻な悪影響を及ぼすような心配のない業種なら。
いいではないですか。
私みたいに「仕事つらい、人間関係つらい」と思ってる人間の負担は確実に軽減されるのですよ。
飲酒で。
何が何だかわからなくなるから。
陽気になるし。
かえって人付き合いが上手くなって、人間関係が円滑になるかも。
「あの野郎、辛気くさい顔ばかりしやがって気に触る!」
なんて同僚から思われて、周囲を不愉快にするぐらいなら。
職場での飲酒を解禁したらどうか、なんて思うわけなのですけれど。
やっぱり、駄目なんですかね。
煙草吸う人ばかり、ずるいですよ。
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