香港旅行四日目(1)。香港屈指の古刹、屯門(チュンムン)の青山寺(チンサンチー)
香港滞在もついに四日目に突入。
四泊五日の旅でして、この日が観光できる最後の日なんです。
というわけで、最後まで香港を満喫したいと思います。
九龍半島の北部一帯、「新界」と呼ばれるエリアを巡ってみるつもりなのです。
地下鉄に乗って、屯門(チュンムン)の街にやってきましたよ。
地下鉄の屯門駅で降りた後、軽鉄と言われる路面電車に乗ります。
この軽鉄の青雲(チンウン)駅で降り、そこから坂道を登ります。
この先にある、山寺にお参りするつもりなのであります。
お天気は不確かで、山上に雨雲が渦巻いてます。
青山寺(チンサンチー)というお寺なんですね。
善縁ですって。
次第次第に山の中へ。
道沿いに、数多くの観音様がお祀りされている場所がありました。
雰囲気ありますね。
ぼやぼやしてたら、野良犬に目をつけられていました…。
山の中で、健康状態のあまり良く無さそうな野良犬に、凝視されています。
吠えない静かな犬ですが、それでも怖いです。
参道にやたらと犬がいますね。
もしかしたら野良犬ではなくて、放し飼いの飼い犬かもしれない、と思いました。
若干、希望的観測ですがね。
突如激しいにわか雨が振ってきたので、野良犬に混じって雨宿り。
怖いので、巧妙に距離を取っています。
幸いにも、おとなしそうな犬たちです。
雨足が弱まったところで、再び歩き始めました。
どうやら、目的のお寺に着いたようです。
なんだか面白い建物ですね。
なんでもこの青山寺、四世紀から五世紀の間に創建されたそうです。
日本では古墳時代ですね。
とても歴史のある禅寺なんです。
「ダルマさん」として有名な達磨大師が訪れたこともあるそうです。
境内から屯門の街が一望できます。
さらに後から知ったところによると、このお寺。
ブルース・リー主演の『燃えよドラゴン』のロケ地としても有名なのだそうです。
境内にその経緯を説明する案内板もあったそうなのですが…。
私は全く気付きませんでした。
『燃えよドラゴン』を見たのも十年近く前なので、現地に来ても気付かなかったんですね。
もったいないことをしました。
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