今日の即席麺この一杯。보리라면(ボリラミョン、大麦ラーメン)
先日、大阪市内を散策しましてね。
ついでに、韓国即席麺をいくつか仕入れてきたのです。
いいものが、いろいろ手に入りました。
今日は、この一杯をいただきましょう。
보리라면(ボリラミョン、大麦ラーメン)です。
麺に通常の小麦でなく、大麦を使ったラーメンなのですね。
発売元は、맥소반(Macsobahn)です。
…聞いたことのないメーカーですね。
シンプルだけれど、センスを感じさせるデザインです。
熱量が、527キロカロリー!
袋麺にしては、結構な値ですね。
たんぱく質は13グラムでした。
大麦から麺をつくると、栄養豊富になるのかもしれません。
問題のボリミョン(大麦麺)であります。
見るからに、独特。
色合いが何となく、日本のお蕎麦のような感じなんですね。
新鮮です。
別添えは분말스프(プンマルスプ、粉末スープ)と후레이크(フレイク、かやく)の小袋二種であります。
それぞれ赤と緑の唐辛子イラストの上に「매운맛(メウンマッ、辛口)」ってわざわざ書いてあるんですよ。
ほほう、そんなに辛いのかい?
と、辛い韓国即席麺好きの私を喜ばせる演出のようです。
さっそくつくっていきましょう。
550ミリリットルのお湯を沸かして、麺と분말스프、そして후레이크を投入します。
4分間ゆでましょう。
出来上がりです。
なんか本当に、「日本のお蕎麦を韓国式激辛スープでつくってみました」って外見です。
実際はお蕎麦じゃなくて、大麦なんですけれど。
ちなみに韓国には막국수(マッククス)と言って、蕎麦粉を使った冷麺もあるんです。
私、釜山に行ったときに食べたんですが、美味しかったですよ。
ただ日本と違って、あちらには温かいお蕎麦を食べる習慣はないみたいですね。
とにかく食べてみます。
スープからは、鼻に伝わってくる濃厚な香りがありますね。
かやくは韓国即席麺の定番、シイタケ、ネギ、ニンジンでした。
麺の方は、見た目もその独特の歯ごたえも日本のお蕎麦に似ていて、弾力があります。
この麺のおかげで、韓国即席麺としてはかなり異質なものを食べている感じがします…。
この食感は、日清食品の「どん兵衛」のそばをイメージしてもらうと、わかりいいかもしれません。
スープそのものは、しっかり辛くて旨味のある、韓国即席麺としてはごく一般的なものなのですがね。
麺がユニークなおかげで、全体の印象がかなり変わります。
新しい経験でした。
美味しかったです。
麺が変わると食感もずいぶん違って、より美味しく感じられるのは不思議です。
大麦でできた麺、いいですねえ。
こういう感想が出るのは、一般的な韓国即席麺に慣れすぎたせいかな?という自戒がなきにしもあらず。
いや、実際まだまだ食べ足りませんがね。
これからも、韓国即席麺全般をどんどん探求していくつもりです。
価格:750円 |