週末の二郎系食べ歩き。大阪市内のお店

しばらく前から「ラーメン二郎」のラーメンが食べたいと思ってましてね。

ラーメン二郎の名は、ラーメンの食べ歩きに興味のある方ならご存知かと思います。

ご存知ない方のためにざっくり紹介します。

東京都港区の三田に本店を置く、ラーメン二郎です。

ここのラーメンが、本当に独特なのですね。

うどんのような極太の麺に大きなチャーシュー。

モヤシ、ニンニク、そして背脂といったトッピングの量を自由に注文できます。

提供される麺にチャーシュー、トッピングの量がとても多く、あえて量を少なくしてもらわないと、食が細い人にはなかなか食べきれないのも特徴です。

慶應義塾大学の門前に本店はあって、慶應の学生さんを中心に親しまれてきました。

今ではその三田本店から暖簾分けした店舗が東京を中心に多数展開しています。

現在のところ大阪にはラーメン二郎の店舗は無いのですけれど、「二郎系」と呼ばれるラーメン二郎の影響を受けたラーメン店は多数あるのです。

私も食が細い方ではあるのですけれど、興味が出始めると動かずにはいられません。

二郎系のお店に行ってみよう、となりました。

 

週末に、まず初二郎系のお店を求めて、大阪市内の日本橋でんでんタウン界隈に来ました。

この界隈に時々遊びに来るので、都合のいい立地であります。

用心深い私は前もって朝食を抜いて、空腹の状態をつくりあげています。

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「ラーメン男塾」という二郎系のお店があるのです。

店舗の外に券売機がありまして、ここで食券を買って店内に入ります。

豚骨醤油味の「塾長ラーメン」780円にしました。

麺は小、並、大が選べます。

特大の場合200円追加支払いになります。

私は食べきれるか自信が無いので、並を選んでいます。

店内は狭く、カウンタ席のみ。

普通のラーメン店に比べて、何か荒っぽさを感じさせる内装でした。

先客はそこそこ入っています。

私の来店時、店員さんは一人だけでした。

この店員さんが何と言うか、接客はちゃんとこなしつつも話し方が若干無骨な対応。

二郎系のお店では、荒削りな接客スタイルが一般的だと聞きます。

食券を渡す際に、トッピングの増量如何を告げます。

野菜、背脂、ニンニクが無料で増量できます。

前述の通り私はそれほど食べる方ではないので、トッピング量は増やさず、かえって「ニンニク少なめ」でお願いしました。

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注文から数分ばかりで提供されました。

麺の量は並、トッピングも増やしていないのですが、結構量がありますね。

食べきれるだろうか、と不安になりながらさっそく箸を付けていきます。

麺は極太、豚骨醤油味のスープは塩気が強いです。

ニンニクが溶けたスープが美味しいです。

チャーシューは大きいのが二枚、お肉堅めのものと脂身多めで柔らかいものと、それぞれ違う食感と味わいになっていました。

ラーメン二郎とか二郎系の量の多いラーメンをたいらげるためには、まずチャーシューを早めに食べてしまうのがコツだとネット情報を得ています。

それに従い、チャーシューを早めにいただきます。

それから野菜、麺を順次たいらげました。

空腹だったこともあって、何とか完食できました。

食べ終わってみると、「野菜ぐらいは増量してもよかったかな…」と思ったのでした。

量の多いラーメンをたいらげる快感が、なんとなくわかったような気持ちです。

食べきれるか食べきれないか、そのぎりぎりの食欲の線を行きつ戻りつしながら食べ進んでいく綱渡り感覚。

その末に完食できると、爽快感を感じられるのですね。

二郎系、いいかもしれない。

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ラーメン男塾ではラーメンを注文すれば締めの「かゆめし」が無料でついてきます。

塩気の薄い、魚粉のだしを利かせたおかゆなのです。

いい香りで優しい味わいでした。

もし塩分が欲しければ、ここに余ったラーメンのスープを足すとちょうどいいですね。

旨かった。 

何かヤクザ映画を見終わった後の観客のように気が大きくなって、肩で風を切って店の外に出ました。

アホです。

二郎系の空気にまんまと乗せられました。

 

さらに後の週末。

二郎系に味を占めて、今度は大阪市大正区に来ています。

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JR環状線大正駅で電車を降りています。

この駅近くに二郎系のお店があるんです。

JRの高架沿いに、西に向かって歩いていきましょう。

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尻無川の向こうに京セラドーム大阪が見える、駐輪場です。

この駐輪場の向かいに目的のお店があります。

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「好麺(このめん)たまらん」です。

駅から少し歩いたところにある目立たない立地なのですが、人気店らしくお客さんが多かったです。

このお店の大きなポイントとして、「店の人がとても感じがいい」ということが挙げられます。

先に入ったお店も若干そんなところがありましたが、二郎系のお店というのは店員さんが強面といいますか、おっかない接客スタンスのところが一般的らしいのです。

なぜかはよくわかりませんが、二郎系のお店を切り盛りしていると自然とそうなってくるのかもしれません。

好麺たまらんのお店は現在はおそらく店主と思われる男性が一人で営業されているのですが、この方がにこやかで感じがよく、丁寧な接客なのです。

二郎系としてユニークでありますし、強面店員さんを恐れる私のような二郎系初心者には嬉しいことでもあります。

店内入口の券売機で「たまらんラーメン」850円の食券を買いました。

カウンタ席に座り、お店の方に食券を渡します。

今回も麺量は普通で、トッピングは「ニンニク少なめ」をお願いしています。

ラーメンを待つ間、カウンター内の厨房でお店の方がラーメンをこしらえる様子を眺めていました。

動作が丁寧で、細やかに立ち働いている様子がわかります。

見ていて気持ちがいいです。

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一人で切り盛りされているので、お客が多いときにはラーメンが提供されるまで少し時間もかかります。

私のときは10分ほどでした。

二郎系の定番でした。

麺は極太。

モヤシたっぷり、煮卵も入っています。

チャーシューはとろとろで美味。

このチャーシューが一枚だけなので、もっと食べたい思いは残ります。

塩加減の絶妙なスープに背脂とニンニクが適量溶けて、おいしゅうございました。

今回も完食いたしました。

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ラーメン二郎、二郎系店舗ではトッピングを「マシマシ」と言って大量に増量してもらうのが定番でもあって、何か大食漢でもなければ挑戦できないのかと思っていました。

ですが並の量に留めておけば、私ぐらいの普通の胃袋の人間でも完食は可能です。

それでも普通のラーメンの大盛りより量は多いので、空腹にして臨むことが必要であります。

食後は歩くなど運動して大量に摂取したカロリーを消費したいところですね。

私は大正駅前のお店から、南海なんば駅方面まで歩きました。

今後も随時大阪市内の二郎系のお店を食べ歩きつつ、機会を見ては本場東京のラーメン二郎のお店にも行ってみたいと思います。

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