言い訳の東京旅行三日目(9)。神泉駅から裏渋谷通りを通って玉川通り。道玄坂には百軒店の名店、ムルギー
百軒店にあるお店で昼食をとる予定です。
ただ散策を含めて、いったん首都高速3号渋谷線沿いの道に出て、ちょっと遠回り的に行きます。
「裏渋谷通り」というらしい、小道です。
住宅地の間を通る裏道ながら、飲食店が多くてわりと人通りが多いですね。
酒店のきらやさんがありますね。
吉良氏の末裔の方が経営されているのでしょうか。
裏渋谷通り沿いに建つアパートに住んだら楽しそうだな…。
と思いました。
渋谷に住むって憧れですね。
この辺は神泉駅の最寄りで、渋谷駅までは結構歩きますがね。
坂道の右手に東急ステイ渋谷の高いビルが建っています。
私は泊まったことがありません。
連休になる度にここの宿泊料金をチェックしているのですけれど、連休が近づく頃には私の手の届かない価格帯に及びます。
東京の宿泊地選び、早め早めだと宿もお値段抑え目で確保できますね。
連休に近づけば近づくほど、部屋も少なくなって宿泊料金も高まっていくようです。
東京に限らず人気の観光地はどこもそうなのかもしれません。
東急ステイ渋谷の前を通り過ぎて坂を登りきれば、首都高3号渋谷線が上を通る玉川通りに出ます。
渋谷料金所が見えますね。
首都高の渋谷料金所です。
渋谷料金所は憧れ。
下は「道玄坂上」の交差点です。
玉川通りから外れて、道玄坂上から道玄坂を下って参りましょう。
右手に見えますビルがランドマーク、渋谷マークシティでございます。
見るだけ見て入りません。
ここが百軒店ですね。
道玄坂に沿って盛り上がった台地の上に、お店が並んでいるわけです。
ちなみに『街~運命の交差点~』の篠田正志(しのだまさし)シナリオでは、篠田が謎の女性「日曜日」に導かれて、この目の前の坂道を二人で登っていくシーンがありました。
各種飲食店、各種宿泊施設が総計で百軒ぐらいあるのでしょう。
私は数えていないので正確なことは言えません。
夜には大人の娯楽の場所となります。
そんな台地の中にある、一軒の名店。
このチョコレートケーキのような外装の渋いビル。
昭和26年創業の「ムルギー」です。
東京のカレーライスの美味しいお店として有名です。
一度、ここのカレーを食べたかったのです。
開店前に店の前に並んだら、私の後ろにも次々に人が集まり、列を成していきました。
入店して注文、「玉子入りムルギーカリー」。
1050円です。
マウンテン型に盛られた硬めのご飯を崩しながら、辛口で若干オイリーなルーに絡めていただきます。
激辛とは言いませんが、結構辛いルーですね。
そしてこれが美味しいです。
玉子にもケチャップがかけてくれてあって、味のアクセントになっております。
店員さんに頼むと、サービスの甘いチャツネをご飯の脇に添えてくれます。
店内の雰囲気もよかったですね。
時代を乗り越えてきた店と言いますか…百軒店の歴史を知る店でもありましょう。
また来店客の多い中、店員さんたちは手際よく、かつ好感の持てる接客対応で、居心地が良かったです。
祝日はお休みでランチ営業のみなので、観光中に立ち寄るのは難しいのですが、皆様にも渋谷観光の折には是非訪れて欲しい、そんな名店でした。
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