言い訳の東京旅行四日目(6)。品川神社の富士塚。品川宿、品達せたが屋。品川駅からさようなら

鮫洲の運河でピーポくんと一緒にまったりできたので、後は品川観光の心残りを解消して今回はお開きです。

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京浜急行新馬場駅近くの、品川神社です。

源頼朝安房国(現在の千葉県南部)から洲崎明神を勧請したことが起こりだそうです。

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お参りとは別に、境内に富士塚があるので来たんですよね。

富士塚は江戸時代に江戸で盛んだった富士信仰の名残りで、要は富士山を模してつくられたミニチュアなんですね。

頂上に上って本物の富士山を遥拝する、あるいはこの富士塚そのものを富士山と見立てて登山する、と言った信仰の現場だったのですね。

東京都内には現在も富士塚が複数残っているそうです。

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峻険な登山道を行く富士登山を、短時間で疑似体験することができます。

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京急の高架の向こうには北品川の商店街が見えております。

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富士塚を下山して、商店街へ。

この道は先で旧東海道と交わります。

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品川区立聖蹟公園です。

何気ない公園ですが、明治元年明治天皇行幸の際に「行在所」となったことにちなみ聖蹟公園と名づけたそうです。

そして、同時にこの公園はかつての品川宿の本陣跡だということです。

品川宿の中心だったということですね。

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燈籠があったりして本陣宿の名残りを演出してますね。

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石井鉄太郎翁の像だそうです。

地元の社会福祉に貢献して、品川名誉市民となった方だそうです。

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新聞少年の像(夜明けの像)だそうです。

先の石井鉄太郎氏によって寄贈された像だそうですよ。

ではその石井鉄太郎氏の像は誰によって寄贈されたのか、というところが私は気になりました。

気になっただけで詳しい事情までは調べません、あしからず。

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品川宿旧東海道沿いがきっちり整備されて商店も並び、まるで今でも宿場として機能しているかのような妄想が楽しめます。

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お土産に、「せんべい処あきおか」で品川巻を買いました

品川宿に来たら本場の品川巻を買うのは外せない、と思ったわけです。

各種せんべいが売られていましたが、お値段はどれもお高めでした。

本場の品川巻は持ち帰って食べたところ美味でありました。

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この坂道の付近は問答河岸跡になるそうです。

問答河岸ってなんか面白いですね、おいてけ掘的な場所ですかね。

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「問答河岸由来記」はあったのですが、字がかすれてよくわかりませんでした。

最後に政治家の故・宇都宮徳馬の銘が刻まれているのだけ、読めました。

宇都宮徳馬による文章だったようです。

問答河岸の由来については、謎のままでした。

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品川宿の北の外れまで来てしまいました。

もう少し歩けば品川駅です。

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京王品川ビルが建っています。

ここが京王電鉄の本社なのかな?と思ったのですが、調べたら京王電鉄の本社は多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅の駅前にあるということでした。

とても立派で本社っぽくて、まぎらわしいですね。

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高架下につくられたラーメン店の集まり、「品達」に来ました。

私はここへ来るのは初めてです。

お昼にしましょう。

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数ある名店の中から、今回は「せたが屋」でお昼をいただくことにしました。

創業者の方がよくテレビ等の媒体に出ておられて、知名度あるお店ですよね。

そして知人から「ここは美味い」と勧められてもいたのです。

世田谷区の本店でいただく前に、便利な品達で初せたが屋とさせていただきます。

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1100円のせたが屋らーめんを頼みました。

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これは美味しいですね。

香り高い魚介系のスープにぷりぷりと弾力がありつつ噛み切れば柔らかなチャーシュー。

麺はしっかりの細麺。

私の好みにしっかり合ってました。

今調べたら、せたが屋の店舗が大阪の難波にもできているんですね。

またせたが屋に来たいな、と思ったので、今度は難波店に行ってみようかと思います。

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食後、新幹線の発車時間まで間があるので、柘榴坂を登って…。

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物流博物館に来ました。

日本通運が運営する、企業博物館です。

物流関係の現場で働いていたことがあったので、どんな展示があるのか見たかったのです。

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企画展の「トレーラーと索引者」。

戦後のトレーラー車両の変遷が展示されてあって、見どころありました。

今はすっかり見かけなくなった小さなオート三輪が戦後は資材不足の状況では生産が容易だったので物流の主軸を担ったとか、大型トレーラー車両を日通の技術者が海外メーカーから購入して国産化の研究に使用したとか。

大量消費社会は、物流網とトレーラーの存在とがあってこそ成り立つものなのですね。

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物流博物館裏手に広がる高級住宅地のさなかをうろうろ。

不審者じゃなくてですね、この近くに旧島津公爵邸跡があるというので、見学しようと思ったのです。

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旧島津公爵邸は、清泉女子大学になっていました。

どうも、旧島津公爵邸をそのまま校舎として利用しているそうです。

写真撮ってるからって不審者じゃないですからね。

旧島津公爵邸はジョサイア・コンドルの手による建築。

日本銀行の所有から戦後はGHQによる接収を経て、清泉女子大学によって購入されたということです。

中を見学する時間まではないので、見学できるかどうかわかりませんが、中に入ろうともしませんでした。

清泉女子大学の学生さんが案内してくれる旧島津公爵邸の見学ツアー動画が公開されています。 

素晴らしい建築を保存しながら、そのまま校舎として使っているのですね。

実物を見ることができたら、もっと素敵な体験になりそうです。

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品川駅に戻ってきました。

今回は忠臣蔵、『街~運命の交差点~』、『真・女神転生Ⅳ』等、各作品のロケ地を巡る旅で、楽しかったです。

品川もそうだったのですが、東京には私の行ったことのない街がたくさんあります。

東京は何度来ても楽しいな、と思いました。

いつまでもおのぼり気分を忘れずにいます。

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