2019年春韓国大邱旅行二日目(4)。全州歩き。가족회관(カヂョッフェガン、家族会館)の全州ピビンバ
全州バスターミナル界隈から、南の전주 한옥마을(全州韓屋マウル)に向かっています。
全州にも自転車店があります。
歩道上に自転車レーンもあるし…大邱の街だけじゃなかったんですね。
ママチャリ的な廉価な自転車を売りさばくのはやめて欲しい…と思うんですが、店舗右の広告にカゴつき自転車が「척한가갹(やさしい価格)w690000(約69000円)」と書いてあるので、日本みたいに歩道を廉価自転車が跋扈する事態は避けられそうですね。
私スマホとか詳しくないんですけれど、こういう二画面のスマホ?って日本にもあるんですかね。
あったら嬉しいけれど、私はスマホであんまり動画見たりしないんであっても使い道が無いですがな。
금암교(グマン橋)だそうです。
韓国の街の川沿いは景観が整備されていることが多いですね。
観光客として来ているので、嬉しい限りです。
全北道民日報の社屋ですね。
新聞社ですね。
道民って言うと北海道にいるみたいな気持ちですがここは全州です。
全州市は行政区分でいうところの全羅北道の中心都市なので、全北道民日報の社屋もあるのでしょう。
情報量の多い交差点です。
何かむやみに若い女性とカップルの姿が多い界隈に入ってきました。
細い通りの沿道にお洒落なカフェ、飲食店が立ち並んでいるのです。
屋上にバスのある海鮮料理店です。
センスのいい外観です。
人気店なのか周囲の路上に自動車が多く停めてありますね。
駐車場スペースが限られているのです。
細い路地に集客力のあるハイセンスな飲食店が集まって、もう交通状況はいっぱいいっぱいです。
お店の外観を見ながら散策するのが楽しい反面、食事に来た人たちの車がひっきりなしにすぐそばを走るので、緊張します。
「蘇州街」の門がありました。
蘇州って中国の上海の西にある都市ですね。
蘇州からの移民が多く住んでいるのでしょうか。
蘇州街には入らずに、大通り沿いに歩いて全州韓屋マウルまで行きましょう。
もうすぐそこです。
道路の向こうにある建物は、「客舎」と言われる朝鮮時代の儀礼に使われた建物だということです。
惜しくも10分程前に閉館しています。
外から眺めるだけにしましょう。
全州韓屋マウルに入る前に、この辺りで夕食にします。
全州と言えば「食の都」として名が聞こえております。
周囲に食材の産地が多く、美味しい料理が食べられるのですね。
中でも「全州ピビンバ」という料理が有名です。
가족회관(カヂョッフェガン、家族会館)に来ました。
全州ピビンバの老舗のお店です。
ビルの階段を上がって二階へ。
入店して席に案内され、全州ピビンバの定食を注文しました。
12000ウォン(約1200円)でした。
ピビンバの前に、こういう前菜が出るんですね。
いわゆるナムル的な小鉢類ですね。
いずれも日本の漬物に近い、塩分強めの味付けです。
ケランチム(韓国風茶碗蒸し)もありますね。
ケランチム、ふわふわでめちゃ美味しそうやな、と思っていたら。
店員さんが来て、なぜか無言でふわふわ度控えめのケランチムと取り替えられてしまいました。
なんでやねん。
理由はわかりません。
いずれにしても、だしの効いた美味しいケランチムでした。
ナムルの中ではこの百合?の根っこらしいナムル。
これは特に美味しかったですね。
柔らかい中に繊維質の食感があって。
来ましたな。
真鍮の器に入って供されます。
夢にまで見た全州ピビンバ。
と言ってしまうとおおげさですけれど、かなり以前から、「一度全州に行って全州ピビンバが食べてみたい」とは思っていたのです。
今回、大邱から全州まで行き当たりばったり的にやってきて、全州ピビンバにもありつけることになったわけですね。
具材の配分が素晴らしいです。
彩り鮮やか。
これらを全て混ぜて一緒くたにして食べるのが全州ピビンバの真骨頂なのですな。
おいしゅうございました。
ピビンバの具材として入っていて、ナムルにもあったのですけれど、この黄色い寒天状のもの。
緑豆の粉末を固めたものだそうです。
この寒天自体はまったく味がしないのですが、つるつる食感が素敵でした。
まぜまぜしたピビンパの中でもこの食感が活きていたように思います。
家族会館の全州ピビンバ。
全州の豊かな食文化を、たった一度の食事で何となく理解できたような…。
そんな気分になれること請け合いです。
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