2019年夏東京八王子旅行二日目(2)。高尾山登山。飯縄権現の山。山頂まで

高尾山登山を始めます。

小雨の下で、雨合羽に頼っての登山です。

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山火事に注意、です。

今日は湿度高めだから自然発火のおそれはないでしょうね。

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登山道が舗装されて登りやすいのは有り難いのですが、そのせいで下からしょっちゅう自動車が登ってくるのです。

山頂の店舗に、本日の営業のための物資を運んでいるんですね。

それらの自動車が登ってくる度に、我々登山客は道の端によけて道を譲ることになります。

これはちょっとわずらわしいですね。

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雨の下、白い紫陽花の花が咲いています。

心を落ち着けました。

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沿道に童子像が立っています。

仏法の守護者なのでしょう。

高尾山は古くから修験道の聖山として、修験者たちの修行の場でした。

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高尾山の歴史を味わうように歩き登っています。

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霧が出ていますね。

この雰囲気はいいですが、高尾山山頂の展望台から都心の風景が眺められると聞いて、楽しみにしていたのです。

小雨と霧の中では、遠望もかすんでしまいそうな。

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道標ですな。

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金比羅台をへて高尾山頂に向かう経路ですな。

金比羅台には金比羅さんが祀られているのでしょうから、そちらから参りましょう。

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金比羅台経由だと道幅が狭く段差もある分、自動車攻勢も避けられそうです。

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その段差も低いものなので、助かりました。

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金比羅台はこんなところでした。

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東京湾は見えますか?」

天気のいい日には見えるのですな。

素晴らしい景色なんでしょうね。

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未舗装路を一人登っていきます。

足元がおぼつかないけれど、後ろから自動車が来なくて落ち着きます。

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舗装路と合流して、足場は安定したけれどまた後ろを気にする状態に逆戻りです。

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こならの木の根が露出しています。

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リフトの発着場を見下ろす場所に出ました。

山頂の展望台も近いようです。

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まだ営業時間前ですが、「ビアマウント」の高い建物です。

山を登ってきてビールが飲めるなんて、たまらん施設ですね。

私は今回はお酒は控えます。

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ビアマウント付近の通路前には展望スペースが設けてあって、ベンチにテーブルまでつけてくれてあります。

晴れた日なら、ここでお弁当食べるのもいいですね。

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晴れてさえいれば、高尾山から都心が見えるんですね。

見たかったなあ。

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今はこんな感じの濃厚な霧の風景です。

これはこれで風情があって好きなんですけれど。

晴天の都心の遠景もたまらなく好きなので、惜しいです。

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ビアマウントでビールを飲む代わりに、自販機で買った強炭酸飲料で景気づけしました。
山の上なので、ちょっと高かったですね。

180円だったと思います。

トラックで山下から運んで来ているんで、燃料費が上乗せされてるんですね。

美味しゅうございました。

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「サル園・野草園」はまだ時間が早くて、開園前でした。

とりあえず先に山頂を見て、後で戻ってきましょう。

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高尾山で著名なスポット、ご神木のたこ杉ですな。

テレビの旅番組等でよく紹介されているのを見ています。

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木の根の形がたこの足みたい?ということで「たこ杉」と呼ばれているようですな。

もともと通路側にあった根が、通行の障害として伐採される予定だったところ、一夜にして通路の逆側に根が曲がっていた…という伝説もあるそうです。

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私も何かにつけ引っ張り蛸状態になりたいと思い、開運ひっぱり蛸をなでなでしました。

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ここから先は、高尾山薬王院の境内になります。

薬王院は、奈良時代の僧、行基の開基です。

行基は現在の大阪は堺の出身で、日本全国で寺院を建立、又ため池の治水事業などを行っており、大阪府民には馴染み深い偉人であります。

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ご本尊は飯縄大権現だそうです。

上杉謙信が信仰していた修験道の神様、というイメージですね。

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地元大阪の、金剛山山頂の雰囲気を思い出しながら境内を歩いています。

高尾山も金剛山修験道の聖地であり、山地と森林の醸す独特の雰囲気があります。

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立派な山門がいいですね。

近世にも、江戸から近いだけに、多くの人が参拝に訪れたことでしょう。

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飯縄権現は天狗さんの姿で表現されるのだそうです。

昔お参りした、鎌倉の建長寺境内の天狗さんの像を思い出しました。

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境内に自販機があるのですが、

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「天狗力茶」が売られているのですよ。
160円。

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天狗さんのお力にあやかりたいと思い買いました。

高尾山だけで、数量限定で販売されているみたいです。

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薬王院飯縄権現堂です。

飯縄権現が祀られています。

薬王院奈良時代行基薬師如来を本尊として開基の後、室町時代に至って俊源という修験者により飯縄権現を合祀して中興されたということです。

お参りしました。

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薬王院境内から、高尾山山頂に向かいます。

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途中の案内板にこんな説明がありました。

高尾山から、関東全土の国々が見えたわけなんですね。

中世関東の覇者、小田原北条氏の北条氏照(ほうじょうじてる)は高尾山のある八王子近辺を領有していました。

彼も時に高尾山に登っては、これらの国々を睥睨していたであろう…という想像をしました。

北条氏照には戦国時代を生き抜いて欲しかったですねえ…。

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高尾山頂に登りました。

標高599メートルです。

長らく憧れの山だったので、感慨深いものがあります。

雨天は残念ですけれども。

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高尾山頂から拝む東京都心の遠景を楽しみにして来たのですけれども。

うまくいかないものです。

いつか、また晴れた日に再登山することを誓いました。

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