2019年12月沖縄旅行一日目(1)。沖縄到着。那覇空港から、ゆいレール旭橋駅前

これまでの人生で沖縄に行ったことがなかったんですね。

2019年当時使っていたLCCでは、夏場の観光シーズンに安い航空券が取れない状況で。

しかし冬場の沖縄であればお手頃チケット取れるのでは、と思ったら運よく取れました。

それで2019年の12月、二泊三日で冬の沖縄に行ってきました。

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沖縄の那覇空港に着きました。
「めんそーれ」ってやっぱり言うんですね。

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那覇空港から連絡通路ですぐモノレールの「ゆいレール那覇空港駅に行けます。

屋外に出たら、12月なのにむし暑くて、沖縄の気候を実感しました。

大阪は季節並みの気候だったので、防寒着を着込んで来ています。

すぐさま脱いで身軽になりました。

 

通路を行こうとした時、上空を米軍の戦闘機が轟音をあげながら飛んでいきました。

沖縄の米軍戦闘機、ヘリコプター等による騒音についてはかねてから耳にしていましたが、実際に聞いてみると、予想していた以上に大きな音でした。

こんなのを日常でしょっちゅう聞かされ続けていたら、かなりしんどいと思います。

ゆいレールに乗って、旭橋駅に向かいます。

那覇空港駅から旭橋駅まで、五駅分乗りました。

高架上の駅から地上に降りてくると、久茂地川が高架に沿って流れています。

水がエメラルドグリーン色です。

久茂地川の向こうのここは「カフーナ旭橋A街区」という区画だそうです。

一階に那覇バスターミナルのあるビルは、上階に県立図書館、ハローワーク等の公共施設の他、ショッピングモールの那覇オーパがテナントとして入っている複合施設です。

今回の旅では那覇から沖縄各地への路線バスを利用する予定なので、度々ここに来ることになると思います。

この界隈、沖縄戦で焼失するまで、軽便鉄道那覇駅があったらしいです。

その駅の跡を保存してあるのですね。

界隈の再開発中に発見された、機関車用の転車台の遺構だそうです。

現在の沖縄には、ゆいレールをのぞいては鉄道が存在しません。

軽便鉄道ありし日には、ここにあった那覇駅から北の嘉手納、東の与那原、南の糸満まで行く路線がそれぞれ運航していたそうです、

こちらは戦前から残っている「仲島の大石(ウフシイ)」です。

琉球石灰岩という種類の岩らしいです。

信仰の対象でもあったようですな。

もともとこの一帯は仲島という島で、大正時代に仲島と本島との間の海が埋め立てられて一つになりました。

それまでは、この大石が仲島の海岸線の際にあったんですね。

埋め立てられる前、明治時代の終わりまでこの仲島は遊郭のある土地柄だったということです。

 

遊郭が閉鎖され、海が埋め立てられた後に、軽便鉄道那覇駅が開設されたんですね。

その跡もバスターミナルになり、鉄道の痕跡はわずかです。

戦災で失われた軽便鉄道の施設は戦後も復興されず、県民の交通需要は路線バスが果たしてきた…ということだろうと私は想像しました。

ゆいレールが開設され運行を開始したのはごく最近、平成に入ってからだそうです。

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