2019年12月沖縄旅行二日目(1)。那覇バスターミナルから、うるま市方面へ。沿道に米軍基地が多い
沖縄旅行、二日目です。
朝から、ちょっとばかり那覇から離れた土地に行ってみようと思います。
前日にも来た那覇バスターミナルから出発します。
那覇から北東にずっと行った先、うるま市の与勝半島は中ほどにある、勝連城跡を目指していきます。
朝からシークヮーサーウォーターで元気つけていきましょう。
時間が早くて案内所は閉まっていたのですが、バス路線について検索できる端末付きのシーサー君が案内所前で稼働しています。
案内所の営業時間前で、長距離バス路線のことが何もわからない状況だったので、とても重宝しました。
調べた結果、目的地に行くバスがもうすぐ出るということだったので、慌てて発着口に向かいました。
乗り込む直前にバスターミナル併設のコンビニで買ったポーク玉子おにぎりです。
沖縄に浸透している輸入食品、スパム缶のお肉が使われております。
朝食まだだったので、バス内でいただきました。
とても美味しくいただきました。
バス内での飲食はどうも駄目らしい、ということに気付いたのは食べ終わった後でした。
知らずにやった悪事は免罪される、と考えるのは甘えでしょうか。
那覇バスターミナルを出たバスは、国道58号線に沿って那覇市内を北に行きます。
ほどなく浦添市内に入りました。
宜野湾市から北谷町にかけて土地を広く占める米軍基地、キャンプ・フォスターです。
市街地に建物がひしめいているのに、基地内の住宅は敷地を広々と取ってあるので、眺めていて反感を持ちました。
土地が狭いんだからアメリカ気分を切り替えてちょっとは遠慮せんかい、と思いました。
敷地内にショッピングモールまであって、米兵が市街に出て来なくても生活できる環境になっているんですね。
フェンスの向こうは米国区域、つまりはアメリカ国内の扱いなんですよね。
アメリカ文化への憧れと、米軍への反感とが、自分の中で葛藤するのを感じました。
中を見学したい気持ちは、正直に言うとあります。
公園に子供向け遊具のあるところを見ると、米軍人の子供さんも居住しているんですね。
米軍基地で生まれ育つというのは、どういう感じなのでしょう。
米軍人の家族は、パスポートがあれば基地の外に外出できるということです。
基地の外の街の子供と、米軍人の子供たちが交流する機会はあるのだろうか、と気になりました。
米軍基地内に日本人を招いての交流イベント等も時々は行われているようですね。
基地側の意図が諸々あるのでしょう。
到着しました。
うるま市内、「西原」のバス停です。
沖縄県道8号線沿いにあります。
那覇バスターミナルから西原まで、運賃は1200円前後だったと思います。
西原のバス停付近から、勝連城跡まではわずか400メートルばかりです。
歩きました。
遠目からでも、丘の上に立つ、美しい石垣の城跡がよくわかります。
早くも興奮してきました。
沖縄米軍基地全史(501) (歴史文化ライブラリー) [ 野添 文彬 ] 価格:1,870円 |