2022年3月伊勢鳥羽日帰り旅(2)。江戸川乱歩館は休止中。鳥羽マルシェのサメ春巻き。二見浦でウァンの豚まん、夫婦岩
鳥羽城跡から降りてきました。
事前にネットで調べたところ城跡の近くに江戸川乱歩館(鳥羽みなとまち文学館)があるということで、訪れる予定だったのです。
江戸川乱歩って面白そうですからね。
ですが、よくよく調べると2021年11月に隣接するビルの火災から延焼してしまい、現在は営業休止中とのこと。
ショックだったのですが、現地に来たので行ってみることにしました。
これですな。
火災で損傷したビルの痛々しい壁面が露出しています。
更地になっています。
ここには江戸川乱歩と交流していた地元の画家、岩田準一の住居がありました。
その中で岩田と乱歩がやり取りした書簡等の史料が保存公開されていたのですが、前述の火災で家屋が損傷してしまい、撤去されたのですね。
奥に土蔵と、江戸川乱歩館の建物が見えます。
隣に立っているのは飲食店が複数入っている商業ビルで、そこが火元だったようです。
火災のリスクのある飲食店と、木造の文化財とが隣接しているというのは平常ならば面白い眺めだったと思うのですが、こうしてみると危うい環境だったのかもしれません。
休止中の施設が再建され、再開されることを祈ります。
海沿いを少し歩きました。
潮風が強くて冷たいですが、集まっている海鳥を眺めるのが楽しかったです。
鳥羽マルシェという施設です。
道の駅のように、鳥羽の地産品を売っています。
施設内のレストランのテイクアウトコーナーでサメ春巻きが売られていたのです。
なんでも鳥羽では古くからサメの肉を食べる文化があるそうで。
200円ぐらいだったと思います。
割ってみると、中は熱々のホワイトソースでした。
おそらく初めて食べるサメ肉も、白身魚に近い食感で、美味しかったですね。
昔読んだ水木しげるのエッセイの中に、戦後の魚屋で働いていた水木さんが店にあったサメ肉を鯛だと思いこんで間違って売りさばいてしまったけれども、特に苦情は出なかった。
そんな話があったのを思い出しました。
サメ肉はわりと美味しいんですね。
観光名所の二見浦で夫婦岩も見てから帰ることにしました。
鳥羽駅からJRの路線で二見浦駅に来ました。
二見浦駅の駅舎を出ると目の前に鳥居が迎えてくれます。
ただ他は静かな街並みですね。
駅前に「手作りぶたまん ウァン本店」があります。
ここのぶたまん、テレビで紹介されたりして、結構有名なんだそうです。
私もぶたまん、肉まん類は好物なので、買ってみました。
後で海辺でいただきましょう。
旅館の立ち並ぶ旅館街を北に抜けて、海辺に出ました。
名勝二見浦です。
砂防林を越えて砂浜に出ると、いよいよ潮風がつめたく強烈でした。
ここで座ってウァンのぶたまんをいただきます。
まだ温かいです。
肉まんをぶたまんと呼称するのは、大阪の551と同じですね。
ぶたまんそのものも、551のそれと似た系統で、物凄く私の好みでした。
皮は甘くて表面はしっかり固くて中はもちもち。
餡はお肉たっぷりの中に細かく刻まれた玉ねぎ。
美味しいです。
二見浦に行くならこれはぜひ食べたいというご当地ぶたまんですね。
なかなか二見浦に来る機会もそう多くはありませんが、ウァンのぶたまん類は通信販売のほか、三重県周囲の滋賀、岐阜、愛知でもサービスエリア内でも販売されていて、食べることができるようです。
見つけたらぜひ食べてみてください。
夫婦岩を拝みました。
仲が良い感じですね。
楽しい伊勢と鳥羽の日帰り旅でした。
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