2022年4月埼玉旅行一日目(2)。初埼玉、川越到着。名代富士そば朝食、蔵造りの街、時の鐘

未踏の地、埼玉に入って参りました。

一晩かけて大阪から運んでくれた夜行バスは、小江戸の通称で著名な川越に停車します。

川越駅の駅舎前、西口側に降ろしてもらえました。

埼玉の地、踏破。

まずは朝食を食べたいです。

川越の東側にまわり、北に延びる商店街のクレアモールを進むことにします。

ずっと北に行けば、「蔵造りの街」に行けるそうなので。

小江戸の街並が見られるんですね。

その道すがら朝食にします。

実は事前の予定で、クレアモール沿いのここで朝食と決めてあったんですよね。

名代富士そば 川越店」です。

東京旅行の時には、関東でしか展開していない名代富士そばで朝食をとることが多いです。

埼玉でも、機会があるなら関東、埼玉だけのご当地チェーン店を選んで入っていきたいと思います。

朝天玉の、そばチョイス。

340円でした。

いつも思うのですが、名代富士そばのおそばって、コシがしっかりあって美味しいんですよね。

この朝天玉、かき揚げとワカメとネギに温泉卵が入ってワサビもたっぷりで、最高でした。

やっぱり、富士そば最高!

朝から元気が出ました。

今回の埼玉旅でも、事前に買いました。

山川出版社から刊行の『歴史散歩』を頼って参ります。

書籍中で紹介されているのは史跡だけに限られてはいるのですが、旅する度にその県のものを購入して、ガイドブック代わりに頼っています。

川越は、徳川家光に所縁のある土地らしいですね。

この辺りが蔵造りの街ですね。

感動しました。

それぞれの伝統的な家屋がしっかり味わいがあるうえに、地平線の向こうまで軒を並べている!という気前の良さ。

前回の伊勢でも似たような伝統家屋の街並みを通りましたが、規模と雰囲気の渋さで川越の方に軍配が上がるのではないか、と私の好みももちろんありますがそう思いました。

テレビの旅番組なんかで見たこともある、時の鐘ですね。

実際に自分の目で見ると、なかなか感慨深いといいますか、いいものですな。

正直に言うと、以前は埼玉にも関心が無くて、川越が旅番組で紹介されていても横目で見ながら「どうせ観光地向けに体裁を整えたセット的な街だろ」ぐらいに醒めていたのです。

でも実際に来てみると、それぞれの建物にしっかり歴史の重みが感じられて、己の不見識を恥じました。

江戸時代の街の結構な規模の区画が、そっくりそのまま現代まで綺麗に保存されてきたという感じの、そういう雰囲気でした。

おそらく土地の人たちの、街を維持する尽力があってのことだと思います。

時の鐘も渋いです。

江戸時代初期に、当時川越藩主だった酒井忠勝が創建したもので、その後に火災で焼失を繰り返して現存のものは明治時代の再建だそうです。

時の鐘の鐘楼が、その奥にある薬師神社の門にもなっているのですね。

薬師神社は元は常蓮寺という寺院でしたが、明治維新時に神社となったそうです。

廃仏毀釈の流れの中でそうなってしまったのですね。

ただ御本尊の、行基菩薩の作という薬師如来は、神社になった後もお堂の中で祀られてきています。

眼病治癒にご利益があると伝わり、参詣者が絶えないとのことです。

私もお参りしました。

ここは門前横丁です。

綺麗に舗装されて、両側に立つ建物も素敵で、いいですね。

曹洞宗の寺院、養寿院に繋がる路地だったのですね。

養寿院は、鎌倉時代に土地の武家、河越経重が開基したということです。

ここも有名ですね。

菓子屋横丁です。

元々は養寿院内の墓所への参道だったのですが、明治時代から飴、菓子類の職人が集まり、関東大震災の頃には壊滅した都内の菓子店の代わりを埋めるように、菓子店の集まる場所として最盛期を誇ったということです。

つまり明治以降にできた横丁にはなるのですが、やはり江戸時代の情緒を感じます。

なんだか通り抜けてしまうのが惜しいような、いい雰囲気の路地でした。

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