2022年4月埼玉旅行一日目(5)。坂戸の聖天宮に参拝。東松山でお昼、ビバモール東松山店の武蔵野うどん竹國
喜多院境内を出た後、ずっと西に歩いて、川越市駅から東武東上線の列車に乗りました。
ここは、坂戸市内の観光名所、聖天宮の最寄り駅になるのですね。
台湾道教式の本格的な廟が日本にできたということで、ネット、テレビ番組等でよく紹介されている場所です。
せっかく埼玉に来たのでお参りしようと思いました。
若葉駅の東口から、「若葉台通り」という大通りをずっと進んだ道沿いに聖天宮があるらしいですよ。
途中、明治製菓の坂戸工場なんかもありました。
歩いてきましたが、若葉駅から聖天宮まで、距離が3キロ近くあるんですよね。
駅の近くは住宅地、しばらく行くと工場地帯に入り、やがて農地の広がる田園地帯に風景が変わっていきました。
聖天宮はその田園地帯の最中にあります。
歩き疲れたところで、聖天宮の大きな建築が見えてきました。
この門の装飾がもう凄いですね。
拝観料500円を納めて入場しました。
現地の案内板によると、康國典と言う人物が、長い闘病生活からの快癒を機に、ここに道教の廟を建てることを決めたのですね。
以後、本場台湾の宮大工たちの手で建築を行い、昭和56年から15年の歳月をかけて、平成7年に完成し開廟したとのことです。
平成7年から公開しているわりには、話題に登るようになったのはごく最近の気がしますね。
以前から埼玉県民の間では知られていたのかどうか、気になります。
台湾の廟って情報量が凄いですよね。
その辺りがきっちり再現されていました。
本殿にお参りをしました。
御本尊は三清道祖という、道教における主神らしい三人の神様でした。
お参りの後、休憩所へ。
休憩所には聖天宮グッズ、台湾飲料、台湾食品などが買える自販機が何種類か設置されてありました。
台湾旅行の時に現地で飲んだ飲料もあったりで、懐かしく思いました。
ちょうど甘い飲み物が欲しかったので、タピオカミルクティーを買いました。
タピオカがごろごろ入っていて、美味しかったです。
休憩所の中にある階段から、鼓楼の上に登れます。
鼓楼を外庭側から見ると、こう。
装飾が綺麗ですね。
また若葉駅まで3キロほど歩くことに耐えられず、路線バスを利用してしまいました。
本日はまだまだ歩く予定が控えているのです。
路線バスで座ることができ、快適に若葉駅へ。
若葉駅から再び東武東上線の列車に乗り、坂戸市の北の東松山市にある東松山駅にやってきました。
わりと大きな駅ですよね。
ここからまた歩いて郊外の史跡を見に行くのですが、その前にお昼にしたいです。
時間はちょうど午後一時になりかけでした。
東松山駅から南に500メートルほど行くと、ビバモール東松山店があります。
ここの二階のフードコートに入っているお店に目星をつけてきたのですよ。
「武蔵野うどん竹國」というチェーン店なんですね。
昭和29年創業の竹國、本社は埼玉県狭山市にあるそうです。
武蔵野うどんは東京都の多摩地区と埼玉県西部、つまり昔の武蔵国の西部、武蔵野台地で広く食べられてきた郷土料理なんですね。
私は以前に東京の八王子を旅行した時に武蔵野うどんに惹かれ、今回の埼玉旅でも機会を見つけては武蔵野うどんを食べるつもりで来ています。
冷汁うどん、690円。
並盛350グラム、中盛500グラム、大盛700グラム、と同じ料金で選べます。
上はたしか中盛を選んだと思います。
武蔵野うどんの定番、肉汁うどんにしようか迷ったのですが、ちょっと暑くて、冷汁うどんがとても魅力的に思えたんですね。
この涼しげなつけ汁。
冷汁っていうと宮崎県の料理のイメージですが、埼玉県でも冷汁うどんは郷土料理として、古くから食べられてきたのだそうです。
厳密に言うと、肉汁うどんが主流の武蔵野うどんとは違う種類にはなるのかもしれませんね。
うどん自体は共通でありましょう。
胡麻の風味とほのかな甘さがちょうど良かったです。
武蔵野うどんと言えば、この荒々しく頼もしい食感のうどん。
たまりません。
コシがしっかりで、やっぱり美味しかったです。
ただ中盛は私には量が多く、途中からは頑張って食べていました。
500グラムだと結構な量なんですよね。
お腹いっぱいになれました。
武蔵野うどんが好きです。
価格:1,980円 |