ブログを7年も続けていた
その途中で昔、大阪府柏原市の高井田横穴古墳群を訪れたことを思い出した。
確かその時もブログ記事にしたはずだ、と思って検索したら、あった。
2015年の日付の、記事があった。
はてなブログを開設したのが2016年で、それ以前のものは別のブログサービスで書いたものからの移設になる。
まあいずれにしても2015年からブログを始め、2016年にははてなブログに移って書き続けていることになる。
当時、確かイケダハヤト氏のブログを読んで、ブログを書いてアフィリエイト等の広告収入で生活する道があると知ったのだった。
私はさらに以前の20代の頃にもブログサービスで旅行記事と小説とを書いていたことがあって、当時のものは今は削除してしまっているのだが、まあ結局今と書いているものは変わらない。
その20代の頃にもアフィリエイトのようなものはすでにあって私も広告を貼り付けていたが、たまに収益はあっても微々たる金額だったので、それで生計を立てるという発想はなかった。
30代になって生活に困っており、イケダハヤト氏のブログのスタイルを知って私も改めてブログを始めてみようと思ったのだった。
あれから7年経って、まだこうやってブログ自体は時々不定期に更新しているものの、期待していた収益は全く無い。
記事数はすでに800を超えているものの、収益も無いしそもそもアクセス数も非常に少ない。
一日100アクセスにも満たない。
自分に書ける範囲の旅行記事と短編小説を気が向いたときだけ書いてきて、これでは収益に結びつかないということが7年かけてわかった。
SEOとか読者の求める記事の書き方とか、そういうのを学習しない限り、人が求めるブログ記事というのは書けないということだ。
しかし収益のために研究してブログ記事を書く、ということに本当にどうしても気が進まないので、今からもやる気がないのだった。
広告収入目当てにブログを始めたものの途中で止めてしまう人というのはだいたいそうなのではないだろうか。
自分の享楽のために文章を書くのでなければ、もしくは目先の手の届くところに現実的な金銭が見えているのでもなければ、執筆を習慣することはできない。
7年もブログを続けていて、何か得たものがあるとは思えないが、それは続ける意味を間違えていたからかもしれない。
こうやって、個人が好きなように文章を書いて自己満足を得る媒体としてブログほど優れたサービスはないのだし、昔からブログというのはそういうものだった。
旅行記事とか小説記事とか、そういうのに自分なりにこだわっていたが、こうやって好きに書ける雑記の良さに早く気付いていればよかった。
アフィリエイト等で広告収入を期待する、というのは宝くじみたいなもの、だと割り切ればいいかもしれない。
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