2022年4月埼玉旅行二日目(3)。秩父鉄道で行田市駅へ。かねつき堂の行田名物、ゼリーフライとふらい
こちらにやって参りました。
埼玉県名発祥の地、行田です。
ここは埼玉古墳群があって、その埼玉古墳群が埼玉県の由来になっているのですね。
行田市駅です。
秩父鉄道って駅舎等がかなり渋めの老朽度具合になってますね。
行田市駅の駅前なのですが、飲食店等がちらほら見えはするものの、基本的に静かな住宅街ですね。
行田観光の目玉と言うと、埼玉古墳群と、あとは忍城跡があります。
忍城というと、安土桃山時代、豊臣軍による長期間の水攻めを耐えきったことで名高い名城です。
その顛末は映画「のぼうの城」でも描かれています。
埼玉古墳群と忍城跡の他、行田は「ゼリーフライ」なるご当地フードも有名です。
実はもう午後2時近くになるのですが、お昼を食べ損ねて倒れそうになっていました。
まず、ゼリーフライを食べられるお店を探します。
行田市駅の近辺でゼリーフライを提供するお店は複数あるのですが、私が来た時間帯に営業しているお店が限られていました。
最終的に辿り着いたのが、この住宅地の中の「かねつき堂」というお店でした。
テレビ番組でも度々紹介されている有名店らしいですね。
営業時間帯が長く、私のように半端な時間にゼリーフライを食べにくる観光客に対応してくれる、とても有難いお店なのでした。
やっとゼリーフライのお昼にありつける、という安堵感と、このお店の渋いたたずまいでテンションが上がりました。
昔の駄菓子店の雰囲気ですね。
お店の中で注文した後、店の軒先に床几を並べて屋外席があったので、そちらでいただくことにしました。
従業員の方が料理を運んで来てくれます。
これが行田名物「ゼリーフライ」。
一人前2個220円です。
お箸で割ると、こんな中身。
おから、じゃがいも等の野菜を混ぜて固めて、揚げた上にソースで味付けしてあるんです。
表面は揚がってカリっとしてるんですが、おから部分はとても柔らかな食感です。
外側も内側も、コロッケとはかなり違う舌触りですね。
温かく、ほのかに甘いおからが飢えた体に染みました。
美味しいです。
好きな味です、これ。
おからがたっぷり入っていて、健康にもいいはずです。
こちらもゼリーフライと並んだ名物だということで頼んだ、「ふらい」。
卵入りの小で、450円です。
やはり、お箸で割ってみました。
卵と小麦粉を混ぜて焼いた生地の中に、焼きそばが入った料理なんですね。
こちらもソースで味付けしてありますが、全体的にわりと淡白なお味でした。
量がたっぷりで、お腹いっぱいになれます。
ゼリーフライもふらいも、行田で古くから食べられているおやつだということでした。
疲れて飢えた状態でいただいて、心身共に癒された思いでした。
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