『住宅地で味わう、坂転がり体験の娯楽』

長さおよそ1キロにわたる、長大で、かつ傾斜のきつい坂が眼下に延びている。 その傾斜の角度はほぼ90度である。 見下ろしていると、ひとりでに体が前のめりになり、坂を転がり落ちてしまいそうな錯覚に陥る。 こんな急な坂が一般の住宅地内にあっていいのか、と不安になった。 よくこんな斜めの土地に人が住んでいるものだ…