『自室でゾンビ化、とがめる人もなく』

とうとう俺もゾンビになってみよう、と隼人(はやと)は思った。 と言うのもつい最近、彼はゾンビの街に行く機会があったのだ。 彼は宅配ピザの配達の仕事をしている。 依頼があって、ピザを届けにゾンビの街に出向いた。 そこで彼は、屋外にあふれて、ゾンビとして振る舞う街の人たちを見た。 仕事中、徘徊する彼らを横目…