『ムグァグァム島は、親日国!』

空港と言えば聞こえはいいが、広い原っぱの横に粗末なバラック小屋が立っているだけだ。 バラック小屋の壁面には窓が設けてあり、中から人の顔がのぞいている。 小さな平屋の建物だが、あれが空港であり、管制塔代わりでもあるのだろう。 私はバックパックを担いで、老朽化したセスナ機からタラップをつたい、原っぱに降り…