香港旅行一日目(3)。高層ビル群と、美味しい叉焼飯の夕食
やっぱり「100万ドルの夜景」のビル街は見たいな、と思ったわけなんですね。
どちらにしてもまだ明るいので、夜景は拝めないんですが。
ピーク・ギャレリアから出まして。
ハイキングコース沿いに、山すそのビル群を眺めることにしました。
青島啤酒のおかげで、ほろ酔い気分での散策です。
日の高いうちから酒を飲む旅…。
もう、まっとうな生活には戻れそうにありません。
ピークトラムの駅と二つのビルがある広場から、山に沿ってハイキングコースが通っています。
このハイキングコースも広場近くはこのように観光客でにぎわっています。
この中国式の東屋は「太平山獅子亭」といいまして、1976年からある展望台なんですね。
ここからも、ビル群の眺望が拝めるわけなのです。
当然入場は無料です。
獅子が見守る香港島。
頭上に雲がたちこめてますが、結構な景色ですな。
獅子亭の周囲も結構な人。
上半身裸の人がハイキングコースを歩いてました。
香港では、肉体労働者だったりジョギングしてる人だったり、結構な頻度で上半身を露出した男性を目にします。
気温も湿度も高いので、脱がないとやってられない時もあるんですね。
ハイキングコースを少し奥まったところに入ると、にぎやかな観光客の声も届かず、静かな雰囲気。
しんみりとビル街を眺められました。
まったり気分ですな。
山頂からの眺望を味わえましたので、今度は山を降りて香港島の街を散策してみます。
ついでに言うと、だんだんおなかが空いてきたわけでもあるんですね。
ドラゴンフルーツ以外に、しっかり香港グルメを味わっておきたいと思ったのです。
中環(セントラル)エリアを歩いて、ご飯を食べに行きますぞ。
傾斜のある路地が通る、飲食店の多い町並みです。
いろんなお店があって、食欲をそそられます。
ただ、私はあらかじめガイド本を見て、入る店を決めて来たんですね。
チャーシューの専門店、金華(がむわー)さんです。
ガイド本によると、かなりの人気店だということです。
チャーシュー丼的なメニューがあって、それ目当てなのです。
いかにも「名店」の雰囲気の店内に、おずおずと入りまして。
従業員の方に、ガイド本に乗っている料理の写真を指差しながら。
なんとか注文できました。
こういったローカルなお店で注文するとき、やっぱり広東語ができないのは不便だと感じます。
英語も香港の公用語に指定されてはいるのですけれど。
実質、広東語が基本なんですね。
公共機関の窓口ですとか、各種店舗の若い従業員さんですと、英語で対応してもらえます。
ともあれ料理の注文に成功して、夕食にありつくことができました。
叉焼飯、44HKドル(約600円)。
甘い香りがたまりません。
お肉を口にすると柔らかく、適度な歯ごたえのある食感。
ご飯はインディカ米で日本のものに比べればバラつきはあるのですが、いい炊き具合です。
このご飯に、甘いタレがほどよく染みております。
ぱくぱくと食べてしまいます。
記念すべき香港初グルメに大満足いたしました。
おなかもいっぱいになったので、今夜は宿に戻ることにしました。
ようやく夜景っぽくなってきましたね。
依然として空は曇ってますね。
翌日、降らなければよいのですが。
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