2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『手間のかかる長旅(078) 時子もアリスも情緒的』

土曜日の朝。 前夜に一睡もできなかった末、時子(ときこ)は寝床から身を起こした。 横になったまま、一晩中不安な思いにとらわれて、目が冴えてしまったのだ。 昨晩、友人の町子(まちこ)からメールを受け取った。 友人の一人、アリスが怒っているという…

『ターゲット ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?』ジェローム・シュシャン

チョコレートの老舗ゴディバと、弓道です。 ターゲット ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか? 『ターゲット ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?』。 ゴディバジャパンの代表取締役社長、ジェローム・シュシャン氏の著書です。 日本に長年…

『瞬殺猿姫(23) 膳を疑う猿姫と慶次郎』

客間の外から城の下女の声がかかり、昼食の膳が運ばれてきた。 一行の主、織田三郎信長(おださぶろうのぶなが)。 彼の武芸の師匠、猿姫(さるひめ)。 表向きは三郎の家臣ながらその実は人質、蜂須賀阿波守(はちすかあわのかみ)。 伊勢の土豪と称する男…

島之内コリアンタウンからの台湾ラーメン。大阪市の旅

本日は、いい天気で、おでかけ日和でした。 というわけで、出かけてきたんですよ。 私は韓国の即席麺が好きでしてね。 その韓国即席麺の、手元のストックがなくなったものですから。 買い出しに行かなければ、と思ったわけです。 大阪市内の鶴橋、もしくは生…

多言語学習に適したゲーム。『バイオハザード リベレーションズ』

自分の中の、多言語学習。 先日、こんな記事を書きました。 kompirakei.hatenablog.com いろんな国々に旅したり、その国の料理を食べたり。 その国の言葉で書かれた本を読んだり。 その国の人と、話をしたり。 そういうことを夢見るなら、外国語っていうのは…

『瞬殺猿姫(22) 慶次郎を見る、猿姫の疑わしい目』

客間に帰る途中で猿姫(さるひめ)は、織田三郎信長(おださぶろうのぶなが)と出くわした。 猿姫は城内の探査をいったん打ち切り、昼食を食べてから続きをやろうと思っている。 「三郎殿、首尾よくいったのか」 「ええ。ご心配かたじけない。下総守殿から、…

「Omelette」、美味しそうなフランスのオムレツ動画

フランス語を軽い気持ちで始めたんですね。 kompirakei.hatenablog.com 動機は諸々あるんですね。 そのうちひとつに、フランス料理への興味もあったんですよ。 フランス料理ってなんか美味しそうです。 でもフランス料理店っていうと敷居が高くて、とても外…

外国語、際限ない多言語学習に収拾をつける。挨拶フレーズ程度の暗記

最近、フランス語が少しわかればいいな、と思ってましてね。 SNS上に、交流のあるフランス人の知人がいたり。 フランス文学に関心があったりでですね。 フランス語がわかれば便利だな、と。 でも、本気になってフランス語を学習する余裕はないんです。 現在…

『手間のかかる長旅(077) アリスの怒りを知った時子』

いつまで経っても、書くべきことが出てこない。 時子(ときこ)は机の上にノートパソコンを開いたまま、その手前に突っ伏している。 一日記事10本更新どころか、1本も書けなかった。 机の表面に頬を押し付けながら、ぼんやりしている。 何もかも面倒になった…

『瞬殺猿姫(21) 眠り薬を盛られる猿姫』

忍びの女、一子(かずこ)とその連れの男。 二人で台所の開いた戸口のへりから顔をのぞかせ、中をのぞきこんでいる。 台所では、城の下女たちが昼食の膳を整えている。 華美なものではないが、客人に振舞うこともあってか、それなりに整った食事である。 「…

『手間のかかる長旅(076) 時子はブログを開設したものの』

三人でお昼ご飯をつくったり、午睡に耽ったり、起きてトランプで遊んだり。 苦しくも、スケジュールの空白を埋めることができた。 夕暮れ時になった。 ドラッグストアで働く美々子(みみこ)のシフトが、終わりを告げる頃だ。 時子(ときこ)と町子(まちこ…

『戦わずに追い詰められる、熊殺し』

こそこそと、人の目を盗んで、それを飲んでいる。 持参したシェイカー容器に入れておいた、プロテインの粉。 そこに、購入したコーラを注いで混ぜ、飲んでいるのだ。 「おい、ばれたら追い出されるぞっ」 混ざりきらないプロテインとコーラを飲み下している…

『手間のかかる長旅(075) 町子のブログを、頑として読まない時子』

三人で、ぼんやりと、古墳の周囲に長居するわけにもいかない。 時子(ときこ)は、町子(まちこ)とヨンミを近くの自宅に連れていった。 どうせ時間をつぶすなら、自宅がいい。 町子はこれまで何度か遊びに来たことがあるし、ヨンミもすでに一泊している。 …

『瞬殺猿姫(20) 一子は生きる。猿姫には負けない』

どうしたらいいだろう、と猿姫(さるひめ)は思案しながら歩いている。 神戸城の本丸御殿である。 背中に棒を担いで、通路を歩いている。 客人が、他家の城内をむやみやたらと歩き回るのは、あまり褒められたことではない。 だが、歩き回って城内の様子を確…

香港で食べ損ねたエッグタルトを、大阪で食べる。アンドリューのエッグタルト

私、香港に旅してきたんですけれど、現地で食べ損ねたものがありましてね。 それが、エッグタルトなんです。 旅に出発する前から、香港かマカオで、本場のエッグタルトを食べたい!と。 こう思っていたんです。 香港というか、厳密には香港と海を挟んで隣接…

石切さんに、行きました。東大阪市の旅

石切さんにお参りしてきたんですね。 石切さん、正式名称が石切剣箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)。 大阪府は東大阪市にあります、由緒ある神社なのですね。 大阪では先に書いた「石切さん」の名称で有名です。 ただ、私はこれまでお参りしたことがなく…

香港旅行五日目。最終日。香港国際空港で食べる、マカロニスープの味わい

とうとう、香港から日本に帰る日がやって参りました。 香港四泊五日の旅。 宿も何も決めずに行き当たりばったりでやって参りましたが。 幸い大事もなく、楽しい旅ができました。 朝の旺角(モンコック)の通りです。 こうした風景も、今日で見納め。 名残惜…

Bluewhisper, our sister from the chaotic ASMR world

ASMRっていう動画のジャンルがあるんです。 There is a genre of videos named "ASMR". 皆様、ご存知ですか? Do you know what the ASMR is like? "Autonomous Sensory Meridian Response"の略称なんですね。 ASMR is an abbreviation for "Autonomous Sens…

香港旅行四日目(9)。南丫島(ラムアトウ)から帰還、重慶大厦(チョンキンタイハー)でインド料理を食べる

いろいろなことを思いながらの、南丫島(ラムアトウ)ウォーキング。 索罟湾(ソッグワン)に向けて歩いていきますよ。 後はフェリーに乗って帰るだけです。 索罟湾の街。海辺に並ぶ飲食店と、湾内に浮かぶ水上住宅が見えています。 干潟が広がっていますね…

香港旅行四日目(8)。南丫島(ラムアトウ)のハイキングロード。絶景と、旧日本軍の痕跡

南丫島(ラムアトウ)の洪聖爺海灘(ホンシィンイエホイタン)から、まだまだハイキング道を歩いていきます。 向こうに見える島は、おそらく長洲島(チョンザウトウ)ですな。 長洲島は南丫島よりも小さいけれど、なかなか素敵な島らしいですよ。 山頂を行く…

話題のポケモンGO。やりません。端から見てるだけにします

ポケモンGO、面白いみたいですね。 私、ツイッタをやっているんです。 ツイッタのタイムラインを見てると、皆さん盛んに遊んでいるようですね。 世界中で封切られた後、日本ではひと足ふた足遅れての解禁ですものね。 ずっと楽しみに待っておられたファンの…

『ハゲとビキニとサンバの国 ブラジル邪推紀行』井上章一

今年、2016年8月5日から、リオデジャネイロオリンピックが開催されるそうで。 オリンピックはともかく、私ブラジルって国には結構興味を持っているんですよね。 ハゲとビキニとサンバの国―ブラジル邪推紀行―(新潮新書) ブラジルについて書かれた、面白い紀…

香港旅行四日目(7)。南丫島(ラムアトウ)、榕樹湾(ヨンシューワン)から洪聖爺海灘(ホンシィンイエホイタン)まで歩く

南丫島(ラムアトウ)の榕樹湾(ヨンシューワン)に船は到着しました。 船から埠頭に下りてきてみたら、どうもよさげな雰囲気です。 山の斜面に立つお洒落なペンション群が顔を出しています。 埠頭の付近は、小さな湾になっていますな。 船を降りた集団につ…

『瞬殺猿姫(19) 猿姫と離れ、茶席の三郎』

織田三郎信長(おださぶろうのぶなが)は、座っている。 再び、神戸下総守利盛(かんべしもうさのかみとしもり)と対面しているのだ。 三方を土壁に囲まれた、狭くて暗い茶室である。 明かりは、三郎の背面にある障子戸から薄く入ってくるばかりだ。 神戸下…

『ベストセラー小説の書き方』ディーン・R・クーンツ

日頃、このブログを読んでくださっている皆様はご存知かもしれません。 私、小説を書いているんです。 このブログでですね。 ブログだと、小説が書きやすいんですね。 それでブログ開設後、間もなく書き始めたわけなんです。 以前から小説を書くことに、関心…

香港旅行四日目(6)。南丫島(ナムアトウ)の榕樹湾(ヨンシューワン)まで、短い船の旅

香港島の埠頭、南丫島(ラムアトウ)へ渡るフェリー乗り場にいますぞ。 他の島に行くフェリーの乗り場がいくつも並んでいますね。 今回の旅では全ての島に行くことはかないませんでしたが、いつか他の島にも行ってみたいものです。 乗船成功! 私は後部デッ…

『Economics:The User's Guide』Ha-Joon Chang

お金が欲しい。 日々そんな思いでいるのですが、どこかにお金が落ちてないものですかね。 Economics: The User's Guide お金のことが頭から離れなくなったので、こんな洋書を読みました。 ケンブリッジ大学で経済学を教えている先生、Ha-Joon Changの著書で…

『瞬殺猿姫(18) 三郎は、猿姫を城主に会わせたくない』

猿姫(さるひめ)に深呼吸をうながし、落ち着かせたところで。 織田三郎信長(おださぶろうのぶなが)は、ようやく彼女を放した。 「お座りくだされ、猿姫殿」 蜂須賀阿波守(はちすかあわのかみ)が寝そべっている傍らを、手で示した。 「嫌だ」 猿姫はかぶ…

香港旅行四日目(5)。スターフェリーに乗る前に。富豪雪糕のソフトクリーム

新界を観光している間は、大雨で弱っていたのです。 ところが妙なもので、尖沙咀(チムシャツォイ)界隈に帰ってきたら、雨が上がってしまいました。 もう午後をまわっていますし、特にどこへ行くという目途も無かったのです。 でも雨は上がったし、時間もあ…

『瞬殺猿姫(17) 阿波守を爪弾きにする猿姫』

北伊勢の神戸城、縁側に猿姫(さるひめ)と織田三郎信長(おださぶろうのぶなが)はいる。 忍びの一子(かずこ)がその場を立ち去った後も、二人は途方に暮れている。 南近江の大名、六角家と共に。 西の関家が、この城に攻めてくる。 「六角家の力を借りた…