台湾旅行一日目(4)。台北車站から総統府へ。ドラゴンフルーツと台湾ビールもいただきます
台北車站周辺から、大通り沿いに南に歩いていきます。
次第に日が落ちてきました。
趣きのある建築を見ました。
入口に「監察院」と表札が出ています。
行政機関の施設なんですね。
官邸にあたる総統府を始め、行政機関が集まるこの界隈です。
薄暗くてわかりづらいですけれど、一帯は東京の霞ヶ関のような雰囲気なんですね。
どことはなしに圧迫を感じます。
ここでも方向感覚の鈍い私はうろうろと、さ迷いました。
政府関連の施設中心で商業施設の無い区域ですので明かりも少なく、街灯ばかりが頼りです。
交差点の中心に現れた門、東門(景福門)ですね。
総統府を守っているのですね。
ここから西に歩いて、その総統府を拝みに参ります。
総統府に近づくにつれ、道端に停車する警察車両の姿も増えてきます。
ものものしい雰囲気です。
ライトアップされているんですね。
警戒厳重で、楽しく観光する雰囲気でもないのですけれど、それでもこういう案内版が立ててくれてあります。
総統府のベストショットを撮れる場所があるそうですよ。
私はここまで近づいて撮るのが限界でした。
車道を渡って向こう側にも行けるのです。
ただ総統府の敷地内にはライフルを構えた憲兵の方々が直立して厳しい視線を周囲に向けておられるので、おっかなくて至近距離から撮影なんてできません。
それで至近距離では目視で総統府の建築を眺めましたが、日本の統治時代に建てられたレトロ建築で、風情のある建物でした。
また後日、明るい時間帯に再訪したいと思います。
歩き疲れましたので、台北車站の北にある宿まで帰ってきました。
その途中、宿の近くに遅くまで路上で営業している果物店を見つけたので、これを買ったのです。
私の好物、ドラゴンフルーツ(火龍果、Huǒ lóng guǒ)であります。
以前、香港旅行の際に食べてからやみつきになり、以後日本に帰ってからも折々に手に入れては食べていました。
あっさりした控えめの甘さとみずみずしく柔らかい果肉、そしてぷちぷちした小粒な種の食感がたまらないのです。
台湾産のドラゴンフルーツは、どんな感じなのでしょう?
皮を剥いてみると、こうでした。
果肉が赤い!
今まで食べたドラゴンフルーツは果肉の白いものばかりでしたので、新鮮な気持ちでした。
食べてみたところ、こちらの方が甘さも若干しっかりしているように思いました。
美味であります。
ドラゴンフルーツのお供に、こちらも忘れてはいけません。
コンビニで買っておいた台湾啤酒(Tái wān pí jiǔ)のブランド、金牌(Jīn pái)です。
台湾に来たらこれを飲まなければ、と思っていたのです。
苦味はそこそこ、あっさりして飲みやすいビールでした。
二本目はこちらを。
マンゴー味です。
台湾啤酒、このマンゴー味以外にも蜂蜜味、ブドウ味にパイナップル味などいろいろな種類があるんですね。
このマンゴー味、予想した以上の美味しさでした。
私は普段フルーツ味のお酒は飲まないのですが、このフルーツ風味の台湾啤酒はかなり好みです。
ビールの味がちゃんとあるうえにフルーツの甘みと香りが加わっていて、美味しかったです。
他の種類もいろいろと試してみたくなりました。
夕暮れ時に胡椒餅を食べて以降、まだ夕食らしい夕食を食べていませんでしたが、ドラゴンフルーツと台湾啤酒二本とでお腹がふくれました。
台湾旅は初日からよく歩いたのです。
明日に備えて、もう寝てしまいます。
価格:4,800円 |