韓国旅行一日目(1)。仁川国際空港、ソウル上陸。高速ターミナル、명인만두でお昼

半年前に航空券を予約しておりまして。

先の週末、連休を利用して韓国に行ってきました。

韓国には2014年に旅行で釜山、慶州、順天に行き、観光しています。

今回はソウルを基点に韓国北部の観光をするつもりでやって参りました。

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関西国際空港のお馴染み第二ターミナル、出発ゲート付近の待機スペースです。

いつの間にか、お子様向けの知育玩具が新設されていました。

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期待したほど知恵はつきませんでした。

 

相変わらず、LCCのピーチアビエーションを利用しております。

ソウル近郊、仁川国際空港に無事到着であります。

一時間三十分程の旅路でした。

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以前の韓国旅行は初の海外旅行でしたので、空港でも興奮しきりでした。

今回はわりと落ち着いています。

韓国再訪までに、何度か近隣の国に旅行して慣れてきた故ですね。

さて、仁川国際空港での入国審査。

前回の上海旅行の浦東国際空港のそれと比べて、時間が随分短くて済みました。

浦東国際空港は、尋常ではない利用客の数でしたので。

手続きも厳格でした。

仁川国際空港ではスムーズに入国できて、気持ちがいいです。

空港から市内に出るための交通費分だけ、空港内の銀行で両替します。

1000円が9300ウォンになりました。

どこの空港内銀行もそうですが、レートは良くないですね。

以前の韓国旅行で使い残した10000ウォンと合わせて、交通費の足しにします。

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ハングルが多いと嬉しい。

韓国に来た感があります。

これからソウル市内まで、リムジンバスで参ります。

空港鉄道を利用すれば各駅停車の便なら4000ウォン(約400円)前後で市内に行けるのです。

ですが私は空港から中心地まで、リムジンバスで車窓を楽しみながら行きたいのですね。

「空港からできるだけリムジンバスを利用する派」です。

バスターミナルにいくつかあるチケット売り場に行って、「○○(行き先)チュセヨ」と言えば売ってもらえます。

売り場にはチケット自販機も設置されているのですが、ハングル表記のみなのでなんだかわかりませんでした。

外国人利用は想定していないのかもしれません。

ともかくも明洞行きチケットを買って、乗り場に来たバスに乗り込みます。

チケットは14000ウォン(約1400円)でした。

かなりお高いですね…。

確か金海国際空港から釜山市街へのリムジンバスは6000ウォンとかその程度だった気がするのですが…。

仁川からソウルまで、距離が随分あるからなんでしょうね。

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車窓からの風景は素晴らしいです。

ソウルの市街地に至るまで、自然豊かな風景が続きます。

ただソウル近郊から渋滞に突入してしまい、バスの進み具合が極端に遅くなりました。

今日のこの後の日程もあるのに、空港鉄道にすればよかったかしら、などと後悔してみたり。

リムジンバスはのんびり座れて荷物の置き場所もあり、渋滞のことを考えても一長一短かな、とは思います。

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向こうに東京駅!もとい、旧ソウル駅の駅舎であります。

後で時間があれば近くに行ってみたいですね。

手前を横切る高架は、かつての高架車道を改修した歩行者専用空中通路、ソウル路7017です。

高架好きの私としましては、ソウル路7017も見逃せないところです。

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崇礼門、通称南大門ですな、あの有名な。

2008年に放火に遭い全焼したものの、再建されて目の前の立派な姿です。

車窓からアンニョンハセヨ。

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朝鮮王朝初代国王、李成桂によって14世紀末に建てられたのですと。

門前にはお買い物スポット、南大門市場が広がります。

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南大門市場を通り過ぎ、私は明洞でリムジンバスを降りました。

明洞は日本人観光客、特に若い女性に人気の高いお買い物スポット。

私が降りた後のリムジンバスはそのまま仁川国際空港に戻るため、空港に向かう女性客たちが乗り込んでいます。

私は明洞の街へ。

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渋谷センター街を思わせる通りです。

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コスメ、衣服、カバン等の女性向け商品を扱う商店が多いです。

飲食店もほどほど。

ただ明洞の飲食店には日本人客目当てのお値段高め設定のお店も多いと聞いているので、私はこの辺りでご飯を食べる気はありません。

おなかは空いているものの。

明洞の一角にレートのいい両替商が集まっているので、両替に来ただけなのです。

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中でもこのセブンイレブン明洞店、コンビニなので24時間両替できるとあって便利です。

韓国旅行者には有名なお店らしいですよ。

店内はかなり狭いです。

レジで両替をお願いしたら、3万円が30万300ウォンになりました。

空港での両替のことを思い出すと、かなりお得なのがわかります。

韓国で使える充分な額の現金を手にしてようやく安心できました。

 

一日目は明洞で両替を済ませて、すぐに地方に向かう予定だったのです。

今回の目的は、ソウルから南にある忠清南道の都市、公州です。

渋滞でリムジンバスの到着が遅れて、もう時間が押しております。

公州に向かう高速バスのターミナルに向かいながら、適当なお店でお昼にしましょう。

明洞から地下鉄に乗って、「高速ターミナル駅」で下車します。

地下鉄の駅が、高速バスターミナルに直結です。

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地下街には飲食店街もあります。

명인만두(ミョンインマンドゥ、名人饅頭)というこのお店は、チェーンの軽食店のようです。

手頃でよさそうですね。

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韓国の軽食店ではご覧のような伝票にチェックを入れて注文するようになっていますので、便利です。

ただハングルが読めないと何がなんだかわかりませんね。

만두칼국수(マンドゥカルグクス)にチェックを入れて頼んでみました。

6500ウォン(約650円)なので、軽食にしてはわりといいお値段です。

カルグクスは日本のうどんに酷似した料理です。

そして韓国のマンドゥというのは餃子のような、肉と野菜から成る餡を小麦粉の皮で包んで茹でた料理であります。

想像するに「餃子うどん」といった趣きのものでしょう。

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まずはキムチとタクアンが出てきます。

キムチはまだしも、タクアンが韓国の突き出しとして一般的であることは、日本の人はあまり知らないかもしれません。

韓国人は、日本人以上にタクアンを食べるのですね。

キムチは日本のものと比べると唐辛子の辛さと酸味とが利いており、タクアンの方は甘さの勝る味付けになっています。

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만두칼국수が来ました。

おそらく牛骨から取ったあっさりしつつコクのあるスープに、コシの強い太めの麺。

ニンジン等の野菜が少々と、あと卵を溶かしてあって、海苔も載っています。

そして만두が二つ浮かべてあります。

만두のひとつは日本の餃子ほぼそのままの味のもの、もうひとつは餡にキムチを混ぜた、激辛マンドゥなのでした。

この激辛マンドゥが、あっさりしたスープに合って美味です。

日本のうどんのコシを強めたようなカルグクス麺も、歯応えがもちもちで、素晴らしいです。

韓国に来て早々、美味しい食事に出会えました。

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