言い訳の東京旅行三日目(10)。百軒店から道玄坂、渋谷駅。渋谷モヤイのご加護
ムルギーでの昼食後、午後の予定のためにいったん渋谷駅まで戻ります。
百軒店は、歓楽街。
けれどテナントのよくわからない雑居ビルとかアパート、マンションもあって店舗ばかりでもないので、昼間はわりと静かな雰囲気です。
夜の様相は夜に来ないとうかがいしれません。
古いアパートがわりとあるのですが、建物には落書きだらけです。
治安のことを考えてしまいます。
この辺りの賃貸相場はどうなのでしょうね。
渋谷だと相当高いはずです。
入り組んだ狭い路地の脇に集合住宅と各種の店舗がひしめいて、魅力的な風景ではあります。
ただ、ここに暮らすのは私には刺激が強すぎるでしょう。
迂回したあげくもとの百軒店入口に戻って来ました。
お昼時になると人通りもかなり多くなってきましたね。
道玄坂下まで歩いていきます。
109を見上げています。
この109のビルが見られるのも渋谷にいる間だけだと思い、目にする度にいつもじっと凝視しています。
渋谷駅界隈に戻りました。
午後からは前年にも訪れた三軒茶屋から世田谷区内をまた散策するつもりなので、東急田園都市線の電車に乗るのです。
前年に三軒茶屋を散策した後から、「一度、三軒茶屋から下北沢まで一直線に伸びる茶沢通りを歩いて縦断したい」と思っていたのですね。
今回はそのために午後の時間を確保してあります。
三軒茶屋も下北沢も渋谷の至近にあり、魅力的な街であります。
その前にモヤイ像を拝んでいきましょう。
ハチ公に次ぐ待ち合わせスポットだというモヤイ像前。
私はこれまで来たことがありませんでした。
モヤイ像とも初対面です。
そう言えば一日目に行った都立竹芝さん橋公園にも同じような石像がありましたね。
渋谷区公式ウェブサイト内の「渋谷駅周辺の見どころ」ページから紹介文を抜粋すると、
「モヤイとは、新島の方言で「力を合わせる」という意味です。新島特産の抗火石でできています。」
とのことでした。
新島って伊豆大島と三宅島の間にある島ですね。
モヤイ像にそんな由来があったとは知りませんでした。
モアイを誰かがふざけてモヤイと言ったのが定着したのだとばかり思っていました。
モヤイ様、すみませんでした。
してみると、竹芝さん橋公園にあった石像も、モアイではなくてモヤイだったのかもしれませんね…。
伊豆諸島と繋がりの深い東京都内には、モヤイ像が複数存在するのかもしれません。
今後、彼らと遭遇する機会もあると思います。
今回は渋谷のモヤイ様のご加護を得て、三軒茶屋に向かいます。
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