台湾旅行一日目(1)。台湾到着。台北車站の名物を食べる
台湾に行ってみたいと思っていたんですね。
去年は香港に旅したのですが、その南国の気候と、中国大陸の文化と様々な国の多文化とが入り混じった雰囲気が気に入ったのです。
台湾もまた香港に共通する空気を持っているんじゃないかと期待したのですね。
そして何より、私は本場の台湾グルメが食べたくて仕方なかったのです。
数ヶ月前から航空券を予約して、待ちに待った6月の某日。
台湾に向かって出発しました。
お馴染み、関西新空港の第2ターミナルであります。
搭乗手続き、出国審査を終えて、飛行機に乗り込みます。
ピーチアビエーションの機体。
少し不安になるぐらい、小ぶりですね。
今回は台北の桃園国際空港から入国します。
台湾への着陸時は、軍事上の理由で上空からの風景、空港等の撮影が禁止されております。
ですので写真を撮れないまま、台湾に着陸しました。
飛行機が空港に近づくしばらく前から、台湾の田園風景が眼下に広がっていました。
ただ雨模様で、そこが不安ではあったのですね。
実は6月、日本と同じで台湾でも一番降雨量の多い季節なのです。
そこを理解しながら今回台湾旅行に踏み切ったわけではあるのですが…。
以降の滞在中、ずっと雨降りに悩まされ続けることになります。
ともあれ無事着陸、桃園国際空港へ。
立派な空港であります。
空港内に黑松(Hēi sōng)って飲料会社の自販機がありました。
この黑松沙士(Hēi sōng shā shì)が看板商品らしいです。
今は台湾上陸を果たせたことで興奮していて、飲み物を買う心の余裕もありません。
後々どこかで買っていただきましょう。
台湾出入国の際、未申告の10万元(元は台湾の通貨)以上の貨幣を所持していると、没収されてしまうらしいです。
皆様、台湾に出入国の際にはお気をつけて。
私はそんな大金を持つこともかないませんので、心配無用でしょう。
為替レートは、だいたい1元が日本円で4円になる計算です。
10万元だと40万円相当ですな。
私は空港内の両替所で所持金を適度に台湾元に替えて貰いました。
台湾旅行の際には、この悠遊卡(Yōu yóu kǎ)の利用が便利です。
香港のオクトパスカードと同じで、各種公共交通機関の運賃支払い、コンビニエンスストアでの支払いに使えるカードなんです。
カードを購入して、地下鉄構内の端末、またはコンビニのカウンターで申し出て金額をチャージすることが出来ますぞ。
台北市内からは離れたところにある桃園国際空港です。
長らく空港から台北市内へ直通の地下鉄が建設中だったのですが、最近ようやく開通したのですね。
さっそくこの地下鉄に乗って台北市内に向かいましょう。
MRT、またの名を捷運(Jié yùn)という地下鉄に乗って台北車站(Tái běi chē zhàn)に到着いたしました。
台北車站にはMRT以外にも、在来線にあたる台灣鐵道(Tái wān tiě dào)略して台鐵、新幹線にあたる高速鐵道(Gāo sù tiě dào)略して高鐵などの路線が乗り入れています。
地下鉄の乗り場から大きな駅ビル構内を迷いに迷って、大ホールへ。
台北車站の中心にある、地上六階分の吹き抜けなのですな。
広々として気持ちがいいです。
黒白二色の市松模様の床に、皆さん思い思いに座ってますね。
私も座りたいのですが、その前に。
私、前々からこの場所に来たら食べたいものがあったのですよ。
このホールの近くにある店舗で売っています。
これ、台鐵便當(Tái tiě biàn dang)です。
お弁当、駅弁なんですね。
何種類か売っていたのですが私が買ったのは60元(約240円)の排骨便當(Pái gǔ biàn dang)です。
一番安いやつですね。
しかし懐かしい味わいのパッケージで、いいですね。
開けてみましょう。
衣をつけて揚げた大きな骨付き豚肉、煮卵、そして湯葉を重ねて煮しめたものがご飯の上に乗せられています。
刻んだ青菜も入っています。
メインの豚肉も美味しいのですが、私はこの湯葉の煮しめが気に入りました。
食感が素晴らしいです。
煮卵の方は味薄めで、煮卵と言うより日本のおでんに入っている卵のような味付けでした。
湯葉も卵もおでんっぽい味付け。
全て美味しくいただきました。
台湾上陸後に初めて口にしたこの排骨便當、満足しました。
台湾グルメ、期待できそうです。
昼食を終えて、台北車站を外から眺めてみます。
大きな駅舎なので、全容を写すには距離を置かないといけません。
それにしても駅舎の外では雨が降り続いていて、これから台湾観光するには億劫な雰囲気。
持参した折り畳み傘を差しながら、思案にくれました。
台湾旅行一日目、まだ時間はあるので、どこか近郊に足を伸ばしたいと思うのです。
有名な故宮博物院が手頃なのですが、路線バスに乗っていかないといけません。
バス停を探して雨空の下を右往左往しました。
この歩道橋、台北滞在中に何度も行き来しました。
この上を通るといつも、小机を構えた占い師の男性と、横たわるホームレスの男性がいます。
台北車站の駅舎周辺にもホームレスらしき人たちが集まっていて、経済的に発展した台湾という国の一面を見る気がしました。
バス停がなかなか見つからず、さまよっています。
雰囲気よさそうな路地があっても、そちらに迷い込む心の余裕はありません。
歩いて喉が渇いたので、コンビニで買った黑松沙士を飲みましょう。
なんといいますか、薬の香りがするコーラのような、そういう飲み物です。
先日大阪のリトル沖縄で買ったルートビアを連想する味でした。
さっぱりした喉越しなので、台湾の高温多湿な気候にはちょうどいいのかもしれません。
さまよった末に故宮博物院方面のバス停を見つけました。
30分以上歩いて、すでに若干疲れ始めていますが、これから故宮博物院に向かいたいと思います。
バスに乗っている間に、雨が小降りになってくれればいいのですが。
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