読書日記
私は、外国で生きた日系人たちの話に関心があります。 ですが、この本で取り上げられた彼はかなり異色でした。 悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 (岩波新書 新赤版 (982)) 森達也氏のルポルタージュ、『悪役レスラーは笑う 「卑劣なジャッ…
私は特別、信仰心が篤いわけではないんですけれど。 古くからある街道沿いなんかを歩いていると、お地蔵さんの祠がありますよね。 そんなお地蔵さんに出くわしたときは、拝みたくなります。 私たち旅人の安全を見守ってもらっているような気になるのですね。…
子供の頃に神童、天才少年少女と呼ばれた人たちが成長してどんな人になったのか。 気になりますよね。 ただ平穏に暮らしている人の私生活を探るというのは、どうしても後ろめたさがつきまといますが…。 韓国天才少年の数奇な半生―キムウンヨンのその後 大橋…
宇宙のことはいつも気になるけれど、天文学の難しい話はよくわからない。 そんなわけで、天文学関連の本は敬遠しがちだったのですが。 面白そうなタイトルの本があったので読みました。 輪廻する宇宙 ダークエネルギーに満ちた宇宙の将来 (ブルーバックス) …
人が外国語を学ぶ理由はどんなものでしょう。 私も外国語を学んでいます。 外国語に堪能になることで得られるいろいろな利点を妄想しながら、学習しているのです。 ですが強いて一番の動機を挙げるなら、その目的は日常を見る自分の視点を変えたいがため。 …
昨日、狭山池博物館で狭山藩北条氏展を見てきました。 やはり北条氏は個性が強くて面白い戦国大名ですね。 狭山に来るまでの、関東で活躍していた頃の北条氏の事績についても詳しくなりたいですね。 北条氏年表: 宗瑞 氏綱 氏康 氏政 氏直 黒田基樹氏編集の…
皆様ご存知の通り、私、自分のブログのタイトルに「異次元」という言葉を冠しているのですね。 日常の中にある異次元を自分で探求し、読者の皆様をご案内したいと考えているからなのです。 私にとっての「異次元」という言葉の定義は、私たちが物理的には移…
韓国のお酒に、マッコリがありますよね。 最近は日本の小売店でも手に入りやすくなったりして。 私もわりと好きなものですから、マッコリについて詳しくなりたい、などと思ったわけです。 マッコリの正体――その歴史と文化 こういう本があります。 ホ・シミョ…
戦国大名として武田信玄は有名ですよね。 実は戦国時代、信玄を輩出した甲斐武田氏の同族として、武田氏を称する武家が日本各地にいたんです。 そうした各地の武田氏と、武田信玄とは交流があったのかなかったのか? その辺り、妄想していたんですよ、私は。…
私も一好事家としまして、当然韓国即席麺の歴史には関心を持っていたのです。 以前に即席麺記事で紹介しました三養食品の製品が、韓国即席麺の先駆けなわけであります。 その誕生の経緯につきまして、こういう本が出ています。 インスタントラーメンが海を渡…
今年のNHK大河ドラマ『真田丸』がなかなか面白くてですね。 真田氏について興味が出てしまいますよね。 それでこの本を読みました。 真田一族外伝 伝説の英雄はなぜ誕生したのか (historia) 田中博文氏の『真田一族外伝 伝説の英雄はなぜ誕生したのか』です…
文春新書からこういう本が出ています。 謎の渡来人 秦氏 (文春新書) 水谷千秋氏の『謎の渡来人 秦氏』であります。 皆様は秦氏と聞いてどんなイメージを思い浮かべられますでしょうか。 もしかしたら、秦氏のことをご存知ないかもしれません。 秦氏はざっく…
この記事を執筆している今から数えて、十日ほど前のことなのですが。 愛知県は東浦町に、乾坤院というお寺がありまして。 この乾坤院で、残念な話なのですが、出火があって本堂を始め多くの建物が全焼してしまったんです。 もともとこのお寺は徳川家康の母で…
私、海外のコリアンタウンですとか韓国人コミュニティについて関心がありまして。 それでそれらに関しての本を探してるのですが、なかなかそれだけを扱った作品というのは手に入りにくいのですよね。 ところで、ノンフィクション本ではなく小説なのですけれ…
大阪人にとってはありがたいことに、「大阪に遊びに行きたい!」と言ってくださる他府県の方々が多いんですよね。 他府県の書店をのぞいても、大阪観光のガイド本等、結構充実してたりして。 ただそんな一般のガイド本に物足りなさを感じられる向きには、こ…
広く人に勧めてまわりたいような、自分だけで独占していたいような。 そういうお気に入りのお店みたいな本ってありますよね。 私にとってそういう本です。 韓国クール・ワンダーランド 『韓国クール・ワンダーランド』。 著者は奥原選(おくはらすぐる)氏で…
旅の本の中で私が一番好きなものは、読んでいて眠くなるような本です。 と書くと、退屈な本のことを話しているように聞こえてしまうんですが。 違うんです。 読んでいて心地がよくなり、次第にまどろんでくる…。 そういう雰囲気に包んでくれるような旅の本が…
今日は"태권도 현대사와 새로운논쟁들(テコンドー現代史と新しい論争)"って本を読みましたよ。 皆様こんにちは、金比羅系です。 読むんです私は。 韓国語学習初級の今の段階ですでに。 韓国語書籍を。 読んでしまいます。 意味がわかろうがわかるまいが。 …
韓国人の研究 (oneテーマ21) 基本、私は韓国関連の本は自分の娯楽につながりそうなものしか読まないのです。 ざっくり言うと旅行記、歴史本、韓国作家の書いた小説などです。 書店に行けば平積みされている「嫌韓本」の類は、読んでも私の娯楽にはなりません…
私の好きな作家 Raymond Chandler が書いた名作 『Farewell, My Lovely』 にこんな一節があります。 "She drove me all the way home, tight-lipped, angry. She drove like a fury. When I got out in front of my apartment house she said good-night in …
週末ソウルでちょっとほっこり (朝日文庫) 去年、韓国に旅行して以来かの国に魅せられ、読む本も韓国関連書籍を選ぶ頻度が上がってます。 もともと旅行作家の下川裕治氏の本は、好きで何冊か読んでいたのです。 その下川氏が韓国はソウルをめぐっての本を今…